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ポムロールのル・パンに触発され自身でも最高級のワインを造り出す決意を固めたジャン・リュック・テュヌヴァン氏は、1989年にパヴィ・マッカンとラ・クロットに挟まれる小さな0.6haの畑を購入し、2年後の1991年には念願のファーストヴィンテージをリリースしました。 現在は20haの畑を所有し、メルロー65%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニヨン+マルベック5%を栽培しています。新樽100%で熟成されるワインは芳醇で格式高い味わいを信条としています。 | |
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ロバート・パーカー氏はヴァランドローについて、「ヴァランドローはサンテミリオンのガレージワイン運動の事実上のリーダー格であるジャン・リュック・テュヌヴァンがつくったシャトーであり、現在まで、ボルドー最高のサクセスストーリーであることに間違いない。ボルドーで、いやそういう意味ではどこの地方であれ、シャトーができてからこんなに短期間でこれだけの商業的な成功を収め、目が回るような高い価格をつけたワインはない。ヴァランドローへの熱狂はすさまじく、価格は1級シャトーと同じぐらい高いかひょっとすると上回るほどである。ワインは途方もなくリッチで凝縮感があり、すばらしくくっきりした輪郭がある。世界中の大金持ちのワインコレクターが探し回る小さな宝物となった」 | |
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ヒュー・ジョンソン氏は、「ガレージワインの産出者の先頭に立つ微小シャトー。栄光への野心を遂げつつある。」と大絶賛し、満点四ツ星評価! | |
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ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス誌は、「ジャン・リュック・テュヌヴァンがゼロから出発して設立した“シャトー・ヴァランドロー”は、1990年代初めは畑の面積が0.6haであったが、現在では20ha以上に拡大している。このためもはやヴァランドローが流行させたガレージワインではなく、サンテミリオンの最も調和がとれて気品溢れるクリュの1つである。とてつもなく熟していて、芳香性が高く、滑らかな樽香で支えられ、力強く豊かで、ビロードのように滑らか。ヴァランドローは花開いたワインで構えも骨格も大きく、さらにタンニンは繊細で、ヴィニュロンの完璧主義のある種の考えを独創性と現代性をもって体現している。」とし、3BDマークをつけ、2005年の1stで18/20点、セカンドで15/20点の高い評価! | |