 |  シャトー・オー・ブリオンと同じ支配人により管理されていた格式の高いグラーヴ地区のシャトー。 ガトージャックで唯一の重要なクリュ。グラーヴのクリュ・クラッセのなかでガロンヌ河にもっとも近い。 発酵はオーク樽の中で起こる(新樽は60%)。澱の上に12ヵ月間寝かせ、その間、頻繁に攪拌する。清澄処理されるが、濾過処理はされない。 ロバート・パーカー『ボルドー』 より | |  |  ブスコーについてヒュー・ジョンソン氏は、「着実に品質と改善をしているクリュ・クラッセ。ブラーヌ・カントナックを持つ、リュシアン・リュルトンの娘が所有、2004年から本調子に」を大注目! | |  |  フランス・ワイン評価誌ル・クラスマンは「確実な進歩を遂げているクリュ。樽でしっかりと醸造されることによって、調和が取れ、しなやかで重くない白が造られている」と高評価し2000年の白について「2000年の白はとても心地よく、気品があり非常にナチュラル」と特記し、8/10点の高評価(これはパプ・クレマンの2000年と同評価) | | |  | シャトー・ブスコー 1979年 32年以上を経た珍しいグラーヴの格付古酒です。プロに人気の古き良き時代のグラーヴの面影が漂います(この期間ワイン造りはシャトー・オー・ブリオンの支配人ジャン・デルマ氏がこのシャトーを管理しています)。
現在では、ほとんど少なくなってしまっているヴィンテージです。そのためワイン市場ではあまり出回っていないため、入手困難ヴィンテージのひとつです。32年以上を経て保存状態も完璧。 AOCはペサック・レオニャンですが、AOCペサック・レオニャンとして表示されたのは1986年ヴィンテージからです。ある意味希少なグラーヴAOCの頃のブスコー!
1979年ボルドーのについてM.W.マイケル・ブロードベント氏は四ツ星をつけ、「マルゴーやグラーヴ・ポムロールからは衝撃的なまでに良好な驚くほど風味豊かな、リッチなワインが数多く生まれている。例外はあるが、この年最高のワインは急いで飲む必要はない。比較的酸は強いし、タンニンのレベルも良好で頑丈な骨組みがあるから、最高のものならたぶん少なくともあと10~15年はうまく熟成するだろう。」 | | |