 |  ヴィニョーブル ペレ=ヴェルジェは、1985年、オーナーのカトリーヌ・ペレ=ヴェルジェによって、ボルドーの銘醸地ポムロールに設立されたワイナリーです。ペレ=ヴェルジェの家系は、北フランスにある、フランスの大手ガラスメーカーのアルク社を所有する名門。アルク社はそれまで高価だったクリスタル製品を量産、廉価で一般に供給し「クリスタル・ダルク」はじめ数々のブランドの成功で世界のトップシェアを誇る大企業に成長しました。彼女自身も後継ぎとして、長い間同社で広告の仕事に携わっていました。 | |  |  豊富な資金を元にワインつくりに着手したカトリーヌは、まずシャトー・クリネの隣に所有するシャトー・モンヴィエルに莫大な投資計画を実施しました。ワイン造りのモットーは、ノウハウと伝統。常に伝統を重んじて、すべてにおいて丁寧な仕事を行い、ノウハウを駆使して最高水準のワイン造りを行っています。 | |  |  ペレ=ヴェルジェのすべてのワインの醸造を管理するのは、カトリーヌの友人である、世界的に有名な醸造コンサルタント、ミッシェル・ロラン。彼の監修の元で、極上のワインが生まれます。 | |  |  ル・クラスマンは、シャトー・モンヴィエルについて、クリネに近い砂利混じりの粘土質土壌と、グラン・ムリネ側の細かい砂利を多く含む土壌の2つのテロワールにまたがっている。1985年にペレ・ヴェルジェ一族がこのシャトーを買収し、投資計画に基づく土地整理と樽の改修を行った。ワインは10年前から徐々に変化を遂げており、エレガントなポムロールへと成長している。 | | |  | シャトー・モンヴィエル 2002年 ペレ・ヴェルジェ ポムロールの一番高いエリア、シャトー・クリネ、シャトー・ラ・カバンヌと並び合う場所に18ha。南向き、砂利質粘土質土壌。樹齢30年。ブドウ栽培のスペシャリスト、クジニエ氏のアドバイスによる有機農法。植密度7500本/ha、剪定はギュイヨ・サンプル。収穫は天候により9月中旬~10月始め。二百人の手を介して、収穫から選果、除梗、仕込みまでの作業を一粒一粒丹念に行なう。収量18~25hl/ha。年産25000~30000本。
発酵は約4週間(10℃で前発酵、20~30℃でアルコール発酵)。樽熟成期間は12ヶ月(30%新樽、70%1年樽使用)。無ろ過。ワインメーカーは醸造コンサルタントのミッシェル・ロラン氏。
モンヴィエルは古い言葉で"古い山"の意。力強く、男性的な締りのあるワインです。よく溶け込んだ樽香と、滑らかながら構成感のあるタンニンが特徴です。 |
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