ヴィユー シャトー セルタン[1980]年 超希少限定古酒 AOCポムロール(ティアンポン家元詰)(レオン ティアンポンの頃1943~1985)
Vieux Chateau Certan [1980] AOC Pomerol (Thienpont Family)

商品番号 0101101001368
当店特別価格 ¥ 9,384 税込
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ヴィユー・シャトー・セルタンのオーナーであるティアンポン家にとって、このポムロルきっての有名なワインは誇りでもあり、歓びでもある。19世紀から20世紀初めにかけて、ヴィユー・シャトー・セルタンが生み出すワインは最上のポムロールと評されていた。

しかし第二次世界大戦後、名声はペトリュスに奪われてしまう。2つのワインは、両極端といっていいほど違っている。ヴィユー・シャトー・セルタンのスタイルや複雑さは、カベルネ・フランを高い割合で使うことから生まれている。それに対してペトリュスは、ほぼ100%がメルロである。ブドウ畑は丘陵の中央部にあり、周囲を取り囲むのは、ほとんどがこのアペラシオンの一流シャトー、すなわちラフルール、セルタン・ド・メ、ラ・コンセイヤント、レヴァンジル、プティ・ヴィラージュ、ペトリュスなどである。土質は砂礫質で、下層土が鉄分の豊富な粘土質である。

このブドウ畑からできるワインには、たとえばペトリュスのようにメルロを主体にしたワインが持つ力強さはないが、メドックの一流ワインを思わせる芳香とエレガンスに恵まれることがしばしばである。

ヴィユー・シャトー・セルタンのシェを訪れて分かるのは、伝統に対する健全な尊敬の態度である。戦後から現在までの大半の期間、ヴィユー・シャトー・セルタンを手がけてきたのはレオン・ティアンポンだったが、1985年の彼の死後、息子のサレクサンドルがシャトーの経営を引き継いだ。彼が修業したのはラ・ガフリエールというサン=テミリオンのシャトーである。若くて内気なアレキサンドルがシャトーを継いだ時、古参は彼の経験不足を笑ったが、彼はめきめきと頭角を現し、近くのシャトー・ペトリュスでクリスティアン・ムエックスが実践している成長期剪定と樽でのマロラクティック発酵をメルロのために導入した。

ヴィユー・シャトー・セルタンは歴史的に秀逸との評価を得ているため、高価だ。

ル・クラスマン誌はダブルスター生産者に挙げ、

ヴィユー・シャトー・セルタンは、セルタン台地の中心に位置している。砂利質と粘土質が混じり合うこの土壌では、厳格なディレクターとして知られるアレクサンドル・ティエンポンが懸念したここ数年のヴィンテージでさえも、カベルネ・フランを熟させることが可能である。

付近のシャトーのようにワインは出来上がってすぐに厚味が出てくるわけではないが、熟成中に衰えないばかりか、瓶詰め後5年たって大化けする。その結果、このワインについて誤った評価がなされていることもあり得るということだ。

近隣のシャトーより育ちのよさを思わせる高貴さと気品があり、偉大なメドックと同様に熟成する。ここ数年のものは、世紀のヴィンテージといえる出来栄えである。
ヒュー・ジョンソン氏は「昔から質的にペトリュスに極めて近い位置にあるとされてきたが、ワインのスタイルが全く異なる。ほとんどオー・ブリヨン風のつくり。ポムロールのごく少さなル・パンと同じ一族。」四ツ星とポケットワインブックの中で述べています。
ヴィユー・シャトー・セルタン 1980年

D.ペッパーコーン氏は、「ペトリュスが台頭してくるまでは、長い間この素晴らしいクリュがポムロールのトップと見なされている。ペトリュス、ラ・コンセイヤントやレヴァンジルと隣合わせで、シュヴァル・ブランもそう遠くない。

1924年からベルギー人のティアンポン家が所有となり、レオン・ティアンポンが1943年~1985年に亡くなるまでシャトー経営にあたっていた。はっきりした個性を持つワインである。とても香りが高く、他のトップクラスのポムロールほど濃い色はしてないが、口に含むとよくまとまって、引き締まった感じがあり、複雑さとフィネスの風味がワインの魅力を引き出している。

熟成による成長は遅いほうだ。71年はいまだに最上の飲み頃だし、1980年はこの年の他の大部分のワインよりも長く寝かせておく必要がある。個性の点からみれば、今でも全ポムロール中最上のワインのひとつと言えよう」とこの1980年を大絶賛!!



ヴィユー・シャトー・セルタンのオーナーであるティアンポン家にとって、このポムロルきっての有名なワインは誇りでもあり、歓びでもある。19世紀から20世紀初めにかけて、ヴィユー・シャトー・セルタンが生み出すワインは最上のポムロールと評されていた。

しかし第二次世界大戦後、名声はペトリュスに奪われてしまう。2つのワインは、両極端といっていいほど違っている。ヴィユー・シャトー・セルタンのスタイルや複雑さは、カベルネ・フランを高い割合で使うことから生まれている。それに対してペトリュスは、ほぼ100%がメルロである。ブドウ畑は丘陵の中央部にあり、周囲を取り囲むのは、ほとんどがこのアペラシオンの一流シャトー、すなわちラフルール、セルタン・ド・メ、ラ・コンセイヤント、レヴァンジル、プティ・ヴィラージュ、ペトリュスなどである。土質は砂礫質で、下層土が鉄分の豊富な粘土質である。

このブドウ畑からできるワインには、たとえばペトリュスのようにメルロを主体にしたワインが持つ力強さはないが、メドックの一流ワインを思わせる芳香とエレガンスに恵まれることがしばしばである。

ヴィユー・シャトー・セルタンのシェを訪れて分かるのは、伝統に対する健全な尊敬の態度である。戦後から現在までの大半の期間、ヴィユー・シャトー・セルタンを手がけてきたのはレオン・ティアンポンだったが、1985年の彼の死後、息子のサレクサンドルがシャトーの経営を引き継いだ。彼が修業したのはラ・ガフリエールというサン=テミリオンのシャトーである。若くて内気なアレキサンドルがシャトーを継いだ時、古参は彼の経験不足を笑ったが、彼はめきめきと頭角を現し、近くのシャトー・ペトリュスでクリスティアン・ムエックスが実践している成長期剪定と樽でのマロラクティック発酵をメルロのために導入した。

ヴィユー・シャトー・セルタンは歴史的に秀逸との評価を得ているため、高価だ。

ル・クラスマン誌はダブルスター生産者に挙げ、

ヴィユー・シャトー・セルタンは、セルタン台地の中心に位置している。砂利質と粘土質が混じり合うこの土壌では、厳格なディレクターとして知られるアレクサンドル・ティエンポンが懸念したここ数年のヴィンテージでさえも、カベルネ・フランを熟させることが可能である。

付近のシャトーのようにワインは出来上がってすぐに厚味が出てくるわけではないが、熟成中に衰えないばかりか、瓶詰め後5年たって大化けする。その結果、このワインについて誤った評価がなされていることもあり得るということだ。

近隣のシャトーより育ちのよさを思わせる高貴さと気品があり、偉大なメドックと同様に熟成する。ここ数年のものは、世紀のヴィンテージといえる出来栄えである。
ヒュー・ジョンソン氏は「昔から質的にペトリュスに極めて近い位置にあるとされてきたが、ワインのスタイルが全く異なる。ほとんどオー・ブリヨン風のつくり。ポムロールのごく少さなル・パンと同じ一族。」四ツ星とポケットワインブックの中で述べています。
ヴィユー・シャトー・セルタン 1980年

D.ペッパーコーン氏は、「ペトリュスが台頭してくるまでは、長い間この素晴らしいクリュがポムロールのトップと見なされている。ペトリュス、ラ・コンセイヤントやレヴァンジルと隣合わせで、シュヴァル・ブランもそう遠くない。

1924年からベルギー人のティアンポン家が所有となり、レオン・ティアンポンが1943年~1985年に亡くなるまでシャトー経営にあたっていた。はっきりした個性を持つワインである。とても香りが高く、他のトップクラスのポムロールほど濃い色はしてないが、口に含むとよくまとまって、引き締まった感じがあり、複雑さとフィネスの風味がワインの魅力を引き出している。

熟成による成長は遅いほうだ。71年はいまだに最上の飲み頃だし、1980年はこの年の他の大部分のワインよりも長く寝かせておく必要がある。個性の点からみれば、今でも全ポムロール中最上のワインのひとつと言えよう」とこの1980年を大絶賛!!


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