 |  あのシャトー・ラ・フルールのロバン一族がラ・フルールに全力をつくすために、仕方なく手放した究極のポムロール。フランスの大手ガラスメーカーのアルク社を所有する名門のペレ・ヴェルジェ家がこのシャトーをアペラシオンの中で最高の1つに育てるという意欲のもと買収!した究極ポムロール!パーカー、クラスマン、ヒュー・ジョンソン氏大注目!! シャトー・ル・ゲは、銘醸地ポムロールを代表するペトリュスやラフルールと同じ高台に位置しており、それらと共通の並外れたテロワールから素晴らしいワインを造っています。 | |  |  現在、このシャトーを所有・管理しているのは、気鋭のヴィニョーブル、ペレ=ヴェルジェ社。ペレ=ヴェルジェ社は、1985年、オーナーのカトリーヌ・ペレ=ヴェルジェによってポムロールに設立された家族経営の企業です。巨大企業の傘下に入るグランシャトーが多くなっている昨今、このレベルのシャトーを家族規模で経営している最後の企業といえます。家族サイズだからこそできるきめ細かい配慮で完璧な品質のワインを追求しています。 収穫は、ブドウの成熟をギリギリまで待って手摘み、しかも、房単位ではなく一粒一粒手作業で行なわれます。ブドウの醸造は、カトリーヌの親しい友人でもあるミシェル・ローランが全面的にサポートしています。名だたるワイナリーと契約を結ぶ有名な醸造コンサルタントですが、パートナーとして日常的にワイナリーに赴き、細かい決定事項にわたり参画しています。 最高のテロワールから生まれる最上のブドウ、そして、オートクチュールのような丁寧なワイン造りが極上の味わいを紡ぎ出しています。 | |  |  シャトー・ル・ゲについて、ヒュー・ジョンソン氏は、三ツ星をつけ、「ポムロルの北のはずれにある面積5.6haの上質のブドウ畑。ミシェル・ロランの指導により、大がかりに設備を改善した。現在はプラムフレーバーの極めて熟成感のあるワインになっている。」モンヴィルは同じポムロールで同じ所有者」と大注目! | |  |  このころのル・ゲについて、D.ペッパーコーン氏は、「ル・ゲで造られるワインは常にスケールが大きく濃厚で、身が締まっていて、見事な熟成ぶりを示してくれる。」と絶賛! | | |  | シャトー・ル・ゲ 1998年 シャトー・ペトリュスやシャトー・ラフルールと共通するポムロール最上のテロワールを持つシャトー。化学的なものは一切使用せず、自然なものだけを使ってブドウの本来持つ素晴らしさをあらわしました。上品でシルクビロードを思わせる質感、力強くもしなやかさを持つ、“クラシック&エレガンス”が信条のワインです。 ポムロール最上のテロワールをもつ高台に10ha。下層にこの地方特有の青錆色の斑点がある粘土、表面には砂礫を含んだ粘土質土壌。 正面にシャトー・ペトリュス、隣にヴュー・シャトー・セルタン、道を挟んでシャトー・ラ・フルールの畑。樹齢30年。 ブドウ栽培のスペシャリスト、クジニエ氏のアドバイスによる有機農法。植密度7500本/ha、剪定はギュイヨ・サンプル。収穫は天候により9月中旬~10月始め。二百人の手を介して、収穫から選果、除梗、仕込みまでの作業を一粒一粒丹念に行なう。収量18~25hl/ha。発酵は約5週間(10℃で前発酵、20~30℃でアルコール発酵)。新樽100%、14ヶ月の樽熟成。無ろ過。最上のキュヴェを瓶詰め。ワインメーカーは醸造コンサルタントのミッシェル・ロラン氏。 | |  | 2000年や2001年と並んで、過去10年で最上のル・ゲイのひとつである。暗いプラム、紫色をしており、土っぽい。トリュフ、燻煙、鉄、黒鉛、ブラックチェリー、プラムの香りのするブーケが見られる。例年ほど野暮ったくなく、タンニンも甘い。より肉付きのよい、よりブドウの完熟感のあるより熟成した果実味があり、余韻の長いスパイシーなフィニッシュ。飲み頃は今から2016年。(ロバート・パーカー) | |  | |