【箱入】ジロラート[2010]年 デスパーニュ家(ジャン ルイ デスパーニュ家)元詰 メルロー100% 豪華箱入り
Girolate Despagne [2010] Despagne (Merlot100%) 【◆】

商品番号 0101121001744
当店特別価格 ¥ 7,921 税込
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大昔から基本的には変化のないワイン醸造だが、それだけにジロラートを生み出したジャン・ルイ・デスパーニュさんの発想には驚いた。孔から直接ブドウを新樽の中に落としこみ、容器である樽を回しながら発酵・マセラシオンを行なうというのだ。

発想はドニ ドゥブルデュー教授の「ブルゴーニュは正しかった。樽発酵には意味があった。ワインはオークと発酵後に結びつき、発酵後にオークに入れると木の香りがついてしまう」という発表だったという。それは白ワイン醸造に関しての研究だったのだが、「赤ワインにも当てはまるのではないか」と考えたデスパーニュさんが、2年前にこの醸造法を発明したのである。

最初は床に樽を置いて転がしていたが、ワイン関連機械・器具の見本市ヴィニテックで、コニャックにあるメーカーのローラーつきラックをみかけるなり、閃いた。「このラックに樽を載せれば簡単に転がせる!」

そして次なるステップはブドウ注入機械の改良。現在製作中の機械は、ブドウ冷却装置を備え、注入中に樽の中で粒が山(砂時計の如く)を作らないように樽を振動させながら自動的に適量を充填する、という優れたものらしい。ハード系に強い人なのだ。

畑はアントル・ドゥ・メールにあるシャトー・トゥール・ド・ミランドーの中にある最上の区画で、「チョークの母岩の上に15~30センチの粘土層がある」という土壌。「ローマ時代は陶土として使用していた」という。粘土とくればもちろんメルロであって、ジロラートもメルロラートもメルロ100%だ。安い白ワイン産地であり、赤ワインを造っても最も格下のACボルドーしか名乗れないこの場所が、これほどメルロに好適な土壌だとは知らなかった。
そのジロラートの初ヴィンテージ2001年のバレル・サンプルの味わいは胃まで届く強さがありながらも軽快で、硬質感が皆無でいてメリハリがあり、すくっとした抜けがいい、今まで経験したことがない味わい。ドライチェリー的なしっかりした酸が熟した果実の粘りけと気持ちよくバランスしている。スパイシーでフローラルな甘い香りも清潔で、樽との融合は完璧だ。ACボルドーで最高の質であることは間違いなく、発売されたあかつきには是非試して欲しいワインだ。ジロラットは2万本が発売される予定だが、『あまりにも低い値しかつかないなら、発売しないかも知れない』生産コストは巨大で、単体ではどうやっても赤字にはなるらしい。ブドウは一房づつ丁寧に除梗。破砕なしでも「熟しているから40%~60%は自然に破れる。」バリックで発酵すると直接的な温度調節は不可能だが、容量が小さく、熱がこもらないために、「25度程度。最高30度。」と毎年理想的な数字に落ち着くそうだ。

以上ワイナート16号より
ジロラット 2010年

ここではメルロが最高に素晴らしい力を存分に発揮しており、ヘクタールあたり1万本の密度で10ヘクタールにわたりサンテミリオン(北へ僅か10kmに位置する)に酷似した粘土石灰質の台地に植えられています。

最大限のものを引き出す為、最もブドウに優しい方法で醸造します。ブドウの破砕を防ぐ為タンクもポンプも使わず、樽のみを用います。その結果はとにかく驚くべきもので、ボルドーでは稀な風味と舌触りを生み出します。個性的で全く新しいジャンルの見事なグランクリュです。





大昔から基本的には変化のないワイン醸造だが、それだけにジロラートを生み出したジャン・ルイ・デスパーニュさんの発想には驚いた。孔から直接ブドウを新樽の中に落としこみ、容器である樽を回しながら発酵・マセラシオンを行なうというのだ。

発想はドニ ドゥブルデュー教授の「ブルゴーニュは正しかった。樽発酵には意味があった。ワインはオークと発酵後に結びつき、発酵後にオークに入れると木の香りがついてしまう」という発表だったという。それは白ワイン醸造に関しての研究だったのだが、「赤ワインにも当てはまるのではないか」と考えたデスパーニュさんが、2年前にこの醸造法を発明したのである。

最初は床に樽を置いて転がしていたが、ワイン関連機械・器具の見本市ヴィニテックで、コニャックにあるメーカーのローラーつきラックをみかけるなり、閃いた。「このラックに樽を載せれば簡単に転がせる!」

そして次なるステップはブドウ注入機械の改良。現在製作中の機械は、ブドウ冷却装置を備え、注入中に樽の中で粒が山(砂時計の如く)を作らないように樽を振動させながら自動的に適量を充填する、という優れたものらしい。ハード系に強い人なのだ。

畑はアントル・ドゥ・メールにあるシャトー・トゥール・ド・ミランドーの中にある最上の区画で、「チョークの母岩の上に15~30センチの粘土層がある」という土壌。「ローマ時代は陶土として使用していた」という。粘土とくればもちろんメルロであって、ジロラートもメルロラートもメルロ100%だ。安い白ワイン産地であり、赤ワインを造っても最も格下のACボルドーしか名乗れないこの場所が、これほどメルロに好適な土壌だとは知らなかった。
そのジロラートの初ヴィンテージ2001年のバレル・サンプルの味わいは胃まで届く強さがありながらも軽快で、硬質感が皆無でいてメリハリがあり、すくっとした抜けがいい、今まで経験したことがない味わい。ドライチェリー的なしっかりした酸が熟した果実の粘りけと気持ちよくバランスしている。スパイシーでフローラルな甘い香りも清潔で、樽との融合は完璧だ。ACボルドーで最高の質であることは間違いなく、発売されたあかつきには是非試して欲しいワインだ。ジロラットは2万本が発売される予定だが、『あまりにも低い値しかつかないなら、発売しないかも知れない』生産コストは巨大で、単体ではどうやっても赤字にはなるらしい。ブドウは一房づつ丁寧に除梗。破砕なしでも「熟しているから40%~60%は自然に破れる。」バリックで発酵すると直接的な温度調節は不可能だが、容量が小さく、熱がこもらないために、「25度程度。最高30度。」と毎年理想的な数字に落ち着くそうだ。

以上ワイナート16号より
ジロラット 2010年

ここではメルロが最高に素晴らしい力を存分に発揮しており、ヘクタールあたり1万本の密度で10ヘクタールにわたりサンテミリオン(北へ僅か10kmに位置する)に酷似した粘土石灰質の台地に植えられています。

最大限のものを引き出す為、最もブドウに優しい方法で醸造します。ブドウの破砕を防ぐ為タンクもポンプも使わず、樽のみを用います。その結果はとにかく驚くべきもので、ボルドーでは稀な風味と舌触りを生み出します。個性的で全く新しいジャンルの見事なグランクリュです。




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