 |  シャトー・レ・トロワ・クロワは1995年にパトリック・レオンとその家族によって引き継がれ、彼が純粋に恋に落ちてしまったこの土地で、質の高いワインを生産することを目標とした。 この土地は“レ・トロワ・クロワ”(3本の十字架)と名付けられ、その名前はこの土地の葡萄の木が育つフロンサック、セイヤン、サンテニヤンの3つの村にそびえる3つの教会の塔に由来している。この葡萄園はフロンサック地方(海抜80メートル)の最も高い地点に位置し、河の谷間を見渡せる素晴らしい景色が楽しめる場所である。サンテミリオン、ポムロールもここから見渡すことができる。 | |  |  更にシャトー・レ・トロワ・クロワはこの地域では最も古い敷地の一つとされ、その貯蔵庫に通ずる入り口にかかる石のアーチは、1712年建造のものである。 | |  |  ここで生産されるワインは、葡萄樹の刈り込みから始まり、年間を通して丹念に管理される葡萄によって、その品質が保たれている。“早摘み”(葡萄の質向上のため未熟な葡萄の一部を早い時期に除去する作業)と葉の削除がこの良質の葡萄管理の一部をなしている。 完全に熟した葡萄は表現力豊かなワインを作るために、手摘みされた後小さな箱に入れられ、そこで力強さと優雅さを兼ね備えた偉大なワインへと熟成されていく。 | | |  | シャトー・レ・トロワ・クロワ 2009年 シャトー・ムートン・ロートシルトの元醸造長のパトリック・レオン氏が自からの住居をかまえ、醸造しています。フロンサックで最も歴史のある畑の一つで、ブドウの木は大半が樹齢45年以上です。3分の2がオークの新樽で16カ月間熟成されます。その結果、コクがあってタニックで力強く、しかもエレガントに仕上がっています。 | |  | 2009年のシャトー・レ・トロワ・クロワでパーカーポイント87-88点 This is the home estate of Mouton-Rothschild’s former regisseur, Patrick Leon. Usually an elegantly styled Fronsac, the 2009 reveals more flesh, density, and power, without losing any of its elegance or upfront drinkability. Consume it over the next 7-8 years. (Tasted once.) Wine Advocate #188 (2010-04-27) | | |