 |  現オーナーであるフィリップ・エルムーエ氏は元々、農学者でしたが、1987年に家族経営のワイナリーを受け継ぎました。エルムーエ家は、クロ・デュ・ロワの他にも、Ch.Roc MeynardとCh.Brandeauを所有しています。クロ・デュ・ロワを含め他のワインもコンクールで金賞受賞やフランスの有名ワイン専門誌ギドアシェットでもたびたび星を獲得しています。 | |  |  五大シャトーのムートン、オーパスワン、アルマビーバなどを手がけてきた、かの名醸造家、パトリック・レオン氏もそのテロワールに一目惚れ。世界で最も有名なワインコンサルタント、ミッシェル・ロラン氏もこの地で「ペトリュス超え」を目指す。「シンデレラワインの開拓地、ACフロンサック」 | |  | フロンサックは、小さな谷から成る古いぶどう畑です。ドルドーニュ河とイール川の2つの河川の合流点に位置し、水がどこにでもあります。この水のおかげで春の夜の霜のリスクが減り、夏の暑さが和らげられます。畑は日当りの良い丘陵に広がります。土壌は多様で、丘の下部は沖積土、丘を登ると粘土石灰質です。水はけがよく、メルローとカベルネ・フランが十分に成熟することができます。 | | |  | クロ・デュ・ロワ 2005年 粘土石灰質の10haの畑で収穫したメルロー85%にカベルネ・ソーヴィニヨン10%、カベルネ・フラン5%で造られるワイン。輝きのあるガーネット色。カシスやブラックチェリーの黒味果実系の香りの中に香ばしいコーヒーやビターチョコ、腐葉土やキノコ、鉄やオレンジピールなどの熟成香が複雑に絡みあっています。繊細な甘みを持つ果実味が綺麗な酸と落ち着いたタンニンと共に優しく広がります。当たり年のパワフルさが熟成により力強くも柔らかい落ち着いた味わい。 | | |