 |  シャトー・トロワ・ムーランは著名なクリュ・ブルジョワ、シャトー・カンボン・ラ・プルーズのオーナー、マリー夫妻によって運営される、第3のシャトー。カントメルル(メドック格付第五級)とマルゴーのジスクール(メドック格付第三級)に挟まれた好立地、マコー村でも高台に位置しています。栽培やワインメイキング、熟成は、シャトー・カンボン・ラ・プルーズと同様のグレードで行っています。 | |  |  D.ペッパーコーン氏はカンボン・ラ・プルーズについて、「私の印象ではサクランボと甘草の愛らしい香りや、リッチであると同時に、複雑さをも含む芳醇な風味がある。間違いなく将来性のあるクリュのように思われる。」と述べています。 | |  |  カンボン・ラ・プルーズについてクラスマン誌は、「カントメルルとジスクールの間に位置するカンボン・ラ・プルーズは、かつては評価の高いクリュだったが、過去の栄光の上にあぐらをかいていた。だが、1996年に大規模な投資が行われ、現在その努力が実を結んでいる。突然頭角を現すようになった近年のヴィンテージは非常にエレガントで気品がある。」 | | |  | シャトー・トロワ・ムーラン 1994年 シャトー・カンボン・ラ・プルーズとまったく同じ栽培と醸造スタッフで造るワイン。メルロー50%にカベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン20%。ブラックチェリーやプラムのアロマにタバコやココアのニュアンス。 19年目を迎える珍しいクリュ・ブルジョワ級の古酒。現在ではほとんど少なくなってしまっているヴィンテージです。そのためワイン市場ではあまり出回っていないため、入手困難ヴィンテージのひとつです。 | | |