シャンボール ミュジニー プルミエ クリュ 一級 レ クラ [2011]年 ドメーヌ ユドロ バイエ元詰 AOCシャンボール ミュジニー 一級
Chambolle Musigny 1er Cru Les Cras [2011] Domaine Hudelot-Baillet AOC Chambolle Musigny 1er Cru 【◎】

商品番号 0102021012724
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1981年の創業以降ずっとネゴシアンへの販売がほとんどだったこのドメーヌが、本格的に自社ビン詰めを開始したのは1998年。フランス空軍のメカニックだったドミニク・ル・グエンが娘婿としてドメーヌに参画してからです。醸造学校を修了した後、義父ベルナール・ユドロからワイン造りの実際を徹底的に仕込まれながら毎年試行錯誤を繰り返し、2004年に完全に独り立ちしました。
彼は毎年、ヴィンテージの特徴の差を明らかに上回るペースでワインの品質を向上させてきました。義父の代から10年以上リュット・レゾネ栽培を実践し続けている実質ビオの古樹だらけの畑、ル・グエン自身のセンスと強い意志、上達したワイン造りの腕がすべて一体となり、2004年ヴィンテージ以降、彼のワインはひとつ突き抜けたように思われます。
いつもニコニコと笑顔を絶やさないドミニクですが、畑で彼と対峙する時、ゾッとするほど真剣な「ヴィニュロンの顔」が表れます。それは、畑仕事の重要性を示すものであることはもちろん、まだまだ改善することが山ほどあるという、己への厳しさの表れでもあります。
シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・クラ 2011年 ドメーヌ・ユドロ・バイエ

華やかな香りとエレガントな味わいが特徴のレ・クラ。シャンボール・ミュジニー1級畑の中でも斜面上部に位置し、ボンヌ・マール特級にほど近い銘醸畑。所有者はユドロ・バイエをはじめ、ジョルジュ・ルーミエ、ギスレーヌ・バルト、メオ・カミュゼ、ディジョン在住のグライヨ氏のたった5人のみ。


「コート・ド・ニュイの村、信じられないほどかぐわしく様々な要素がうまく組み合わさった決して重くならないワイン」★★★-★★★★ヒュージョンソン氏「ポケットワインブック」


セレナ・サトクリフ女史は「シャンボールのトップクラスのワインは当然ながらたぐいまれな香りとレースのような繊細さを兼ね備えている。ニュイ一般の特徴になっている力強さとか大地を連想させる壮大さは持っていないが、香しい芳香や優雅さ、あるいは『女性らしさ』をもたらしている。」

「全般的にシャンボール ミュジニィのワインは、フランボワーズとスパイスを織り混ぜたような香り。ここのワインが粗野でることは決してないし、(もしそんな感じがしたらまがいもの)香り高く、したたかな風味を備えている。」


この場にかぎっていえば、ブルゴーニュの村の特徴を一口でいいあらわすのは難しいことではない。シャンボール・ミュジニーは優雅なワインを生む、といえばいい。その本領は、量感からくるのではなく、すぐれた味わいと高い品格とが相まったところから生まれる。さしずめ柔術のごとき力を持つワインといえようか。


ミュジニーはブルゴーニュでもっとも異彩をはなつワインで、重さでせまってくるのではなしに、いわばゴシックの美によってそびえ立っている。
とはいえシャンボール・ミュジニはつねに底力を秘めていて、村名格であってもそれはかわらない。軽さとおとなしさとは取りちがえやすいものだ。ワインの格付によらず、すぐれたシャンボール・ミュジニであれば、しっかりした背景がとおっている。つまり、力のこもった味わいをすぐに感じとり、骨組みと果実味の両方を見て取ることができるはずだ。

コート・ド・ニュイの他のワインとくらべたとき、シャンボール・ミュジニには、顕著なテロワールの風味がある。というより、当然そのはずである、この村はコート・ド・ニュイにしては異例なくらい土壌に含まれる石灰分が多いからだ。そこで、ジュヴレ・シャンベルタンが土くさく、ヴォーヌ・ロマネがスパイス風であるならば、すぐれたシャンボール・ミュジニからは、テロワールの風味がびりびりと伝わってくる、といおう。どうしてそうなのかというと、この村のぶどうの果実は、味の透明感がすぐれているからで、それはやはり石灰分を含む土壌によるところが大きい。粘土質の強い土壌だと、石灰質土壌にくらべてピノ・ノワールは重さとはりの強さを身につけがちとなる。


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