コルトン・グラン・クリュ・特級“クロ・デ・ヴェルジェンヌ”(モノポール)単独所有畑[2017]年・蔵出し限定品・ドメーヌ・カシャ・オキダン・エ・フィス元詰・AOCコルトン・グラン・クリュ・特級・正規品
Corton Grand Cru Clos des Vergennes Monopole 2017 Domaine Cachat Ocquidant et Fils AOC Corton Grand Cru
- 生産年[2017]年
- 生産者 ドメーヌ・カシャ・オキダン・エ・フィス
- 生産地フランス/ブルゴーニュ/コート ド ボーヌ/ AOCコルトン・グラン・クリュ特級
- タイプ辛口 赤ワイン
- テイストフルボディ
- 内容量750ml
希少!完全割り当て品!年産わずか4500本のみ!高級コルトン特級愛好家大注目!高級ブルゴーニュ辛口赤ワイン愛好家垂涎!ボーヌ地区の最高峰!ボーヌ唯一のグラン・クリュ特級!しかもグレイト!人気の[2017]年もの!マット・クレイマー氏に「コルトンこそは文句のつけようのないグラン・クリュである」と言わしめ、ブルゴーニュワイン評論家の大御所、セレナ・サトクリフ女史には「このワインにはとろっとした濃厚さ、つまり、口の中に薄膜のようにはりつく感じのボディとリッチさがある。」と絶賛させた大人気のコルトン特級!しかも造り手は厳しい評価で知られるル・クラスマン(現レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス誌)をして、「この小さな職人気質のドメーヌは、コクのある調和もとれた、まじめな古きよきブルゴーニュワインを彷彿とさせる」と言わしめ、ワイナート誌36号でも「今時のブルゴーニュ」でも「カシャ・オキダンのワインはさりげなく素敵だ」とコメントさせ、カラーページ特集!で掲載されたドメーヌ・カシャ・オキダン!フランスワイン権威評価誌アシェット・ガイド誌2018年版でもなんと4つものワインが掲載!しかもこのコルトン特級“クロ・デ・ヴェルジェンヌ”はアロース・コルトン側のコルトン・ブレッサンドとコルトン・マレショードに隣接する、コルトン・レ・ヴェルジェンヌの中のカシャ・オキダンのみが所有する非常に希少な特級モノポール畑!樹齢60年のヴィエイユ・ヴィーニュのピノ・ノワール100%をフレンチオーク樽11ヵ月熟成(新樽50%、1年樽50%)で造られる最高級コルトン特級!しかも最新ヴィンテージでグレイト[2017]年ものが限定で極少量入荷!
ボーヌとニュイ・サン・ジョルジュのちょうど中間辺り、国道74号線に沿うようにして広がっている、特級畑コルトンの丘周辺に約13ヘクタールの畑を所有する造り手。この造り手の歴史は古く、以前は大手ネゴシアンにブドウを販売していた実績を持ちますが、その評価を上げ、1988年よりついには元詰めを始めた造り手です。彼らは醸造、熟成、瓶詰めにいたるまですべてを一貫して家族で行っております。『自分でブドウを育て、自分達が情熱を傾けてワインを醸造する、私どもはこういった家族の伝統を尊重しているので、世代が変わっても子供たちの代に自分達の醸造法が伝わるのです。』と2代目当主は語ります。その蓄積された経験から、カシャ・オキダンはいまやフランス国内でも人気が高く、『ギド・アシェット』においても毎年、星を獲得するまでにいたり、『このコルトンの丘の麓にひろがる素晴しいぶどう園』と紹介されています。
以下ワイナート誌の特集記事より|ラドワ・セリニー村のワインは、アペラシオン名がラドワ・セリニーならまだわかりやすいものの、ラドワなのだからややこしい。シャンボール・ミュジニーのように、村の名前を有名な特級畑と結びつけ、それを村名アペラシオンにしたほうが、マーケティング的にはよいに決まっている。|実際、そういう動きもあった。村には特級コルトンがあり、さらにはリューディ・コルトンはこの村にあるのだから、ラドワ・コルトンに改名しようとした。しかし隣村アロース・コルトンの猛烈な反対に遭って現実のものとはならなかった。特急コルトン・シャルルマーニュも村にあるから、ラドワ・シャルルマーニュと言うのはどうかという案には、かつてシャルルマーニュ大帝の畑があり、現在リューディ・シャルルマーニュを擁するペルナン・ヴァルジュレス村が徹底的に反対をした。
だからラドワ・セリニー村は、いつまで経っても、知る人ぞ知る通のワイン産地のままだ。しかし、ワインファンにとっては、それでもいいではないかと思う。アロース・コルトンのような名の通った村のワインより、値段がずっと安い。それ以上に、ラドワのキャラクターが通好みだ。ピノ・ノワール好きの琴線をくすぐるコート・ド・ニュイ的なキメ細かさを備えつつ、カジュアルな動機にぴったりな、コート・ド・ボーヌらしい暖かい包容力と親密性があるからだ。|だから普通のビストロに家族で行って、ラパンのソース・ムールタールやらマグレ・ド・カナールやらブフ・ブルギニヨンのメニューを頼んだとすれば、ラドワ、それも村名のラドワというのは、コスト・パフォーマンスに優れた選択だ。今、1999年や2001年が丁度いい具合だから、熟成が早いのもいい。料理を邪魔しない。会話の中心に入り込んでも来ない。しかしふと気づけば、ブルゴーニュならではの品位でテーブルを包む、静かな存在感がある。それがいい。
20年前にはよく見かけた気がする、何も考えていないような昔ながらのラベルの意匠が、今となっては逆に心をくすぐるカシャ・オキダンのワイン。だが、彼らのワインはカビ臭いセラーの中で3年間古樽熟成させたような、茶色で揮発酸が高くて痩せた味の、大昔よくあったブルゴーニュではない。そんなスタイルなら、今の食卓で存在を消すことが逆にできない。技術的なスタイルとしては、ステンレスタンクによる短めの発酵と11ヵ月で終えてしまう樽熟成により、果実の素直さを重視した造り。低温浸漬や樽熟成中のシュール・リーといった、今どきの技術を普通に使う。|だからいいのだ。素直な果実の向こうに、普段着で微笑むラドワが見える。スタイルではなく、そのラドワらしさ自体が嬉しいのだ。そしてそこにまっすぐに到達できるから、カシャ・オキダンのワインはさりげなく素敵だ。