ブルゴーニュ・コート・ドール・ピノ・ノワール[2021]年・ドメーヌ・フランソワ・ミクルスキー元詰・AOCブルゴーニュ・コート・ドール・ルージュ・オーク樽10ヶ月&瓶熟2ヶ月の12ヶ月熟成・自然派ビオロジック・1929年植樹(90年オーバー)と1980年植樹(40年オーバー)の超VVのピノ・ノワール・(株)ファインズ輸入品・アラン・メドゥ驚異Outstanding Top valueのコメント付き
Bourgogne Cote D'OR Pinot Noir 2021 Domaine Francois Mikulski AOC Bourgogne Cote D'OR Rouge
- 生産年[2021]年
- 生産者ドメーヌ・フランソワ・ミクルスキー元詰
- 生産地フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ/ムルソー村/ AOCブルゴーニュ・コート・ドール・ピノ・ノワール
- タイプ赤・辛口
- テイストフルボディ
- 内容量750ml
入手困難!大人気・名門ブルゴーニュ辛口赤ワイン愛好家大注目!なんと!ブルゴーニュ2大高級産地!高級ムルソー村内の2つの区画で造られるピノ・ノワール100%で造られる超こだわりAOCスーパー・ブルゴーニュ・コート・ドール赤!INAO(原産地呼称委員会)によって2017年に新しく追加されたAOCブルゴーニュのさらに格上の村名AOC!2つの新しいAOCのひとつAOCブルゴーニュ・コート・ドール!しかも待望の少量生産で有名なグレイトヴィンテージ[2021]年もの!(偉大なブルゴーニュの大人気辛口赤の最新ヴィンテージでフランス・アシェットガイド誌2023年版で高評価のひとつ17/20点を付けるグレイトヴィンテージ[2021]年もの!)がついに入荷!しかも造り手は、ムルソーのトップ生産者の仲間入りをわずかな期間で名実ともに果たしたフランソワ・ミクルスキー!このブルゴーニュ・コート・ドール・ピノノワール[2021]年で今やロバート・パーカーをも凌駕する勢いのアラン・メドゥで『ピノらしい華やかなノーズは、非常にフレッシュであると同時に、新しく変化した土のキャラクターを豊富に放つ。素晴らしく美味な風味には素晴らしい活力があり、しっかりとした深みと持続性がありながら、豊かさとディテールの両方を持っている。これは高品質のブルゴーニュであり、検討する価値がある。ハートマーク&Outstanding Top valueのコメント付き』で大注目!ドメーヌからのコメントは『私たちのブルゴーニュ・ピノ・ノワールのブドウ畑は、マリー・ピエールとフランソワ・ミクルスキーのものです。総面積は1.30ヘクタール。1つの区画は1929年、もう1つは1980年に植えられた。ブドウ品種は100%ピノ・ノワール。年間生産量:約6,000本。葡萄の木は、オーガニック認証を受けていない方法で栽培されている。下層土は丘の斜面下部によく見られる細かい河川沖積層で構成されている。このキュヴェはオーク樽で約10ヶ月間熟成させた後、澱引きし、瓶詰め前に2ヶ月間タンクで寝かせる。4~5年の熟成をお勧めする。このワインはグリルした肉と合わせるのがベスト。テイスティングコメントは明るいガーネット色。モレロチェリーやプラム、ブラックカラント、ブラックベリー、ブルーベリーを組み合わせた黒い果実のゼリー、シナモン、黒砂糖、ターメリックを思わせる甘いスパイスの柔らかく調和のとれた香り。シナモン、ブラウンシュガー、ターメリックを思わせるスパイス、甘さと詩情、牡丹の儚げな香り。牡丹の儚い香り、チューリップの茎とゼラニウムの新芽、囲炉裏の煤、蒸したピンクブラウン。スミレのタッチ、魅力たっぷり。フルボディで口当たりはやさしく、ソフトでシルキーな舌触り、タンニンは熟しすぎていてほとんど存在を感じないほど。フィニッシュはエネルギッシュでスパイシー、予想以上にタイトで張りがあり、スパイスとマリネしたハーブ、ミント、ペッパー・バーベナ、コリアンダーが特徴的な長い余韻を残す。パテ・ド・カンパーニュ、ジャンボン・ペルシエ、アッシエット・アングレーズ、テリーヌ・ド・グリーヴ・オ・ジェニエーヴル、タンニンの柔らかさを考えると、セラーで寝かせるのを待たずに、ウフ・アン・ムレの世界に飛び込むこともできるだろう。』ムルソー村の2つの区画のブドウを使用!コート・ド・ボーヌの赤らしい、素朴な大地の香りと赤い果実の美しいアロマを感じ、きめ細かいタンニンを感じるチャーミングなワイン!まさにムルソー赤の格落としとも言うべき(ムルソー赤の片鱗を感じさせる)スーパー・ブルゴーニュ赤が限定でしかも大人気グレイトヴィンテージ[2021]年もので極少量入荷!
ワインが人を表すというのはよく言われることだ。イージーライダー気取りの造り手が抽出のよく効いた骨太なワインをつくる一方、慈愛に満ちた優しい笑みを湛える老人からは、やはり優しく、穏やかなワインが生まれたりする。 フランソワ・ミクルスキの第一印象は“クールな人”だった。静かな口調で語り、自己主張もしない。ありがちな「どうだ、旨いか?」というようなオーラを決して出さない人である。カナダ人画家、リオペルの作品をあしらったラベルは当時すでに日本でも知られていたが、初めて彼に会った時、「ああ、こんなセンスのあることをしそうな人だ」と感じたものだった。
さて、フランソワのワインは“クール”なのか? 彼のワインはエレガントで、引き締まっている。「昔ながらのムルソーらしさ」を意識して樽のアクセントをつけたり、バトナージュを多用したりというような飾り付けも皆無だ。近隣の村のワインを手がけないムルソーのプロは、ストイックなまでにクリュごとのテロワールを的確に表現しようとする。 来日時にカラオケに行った。U2やR.E.M.など、どれもメッセージ性が強く、飾り気のないロックをシャウトしながら歌っていた。その選曲、歌い方を見ていて、彼のワインが力強く男性的で長熟タイプであることにひとり納得したものだ。 クールとはいっても冷静なクールではなく、かっこいいクール。そんなフランソワの姿を思い浮かべながら彼のワインを飲むとまた楽しい。
フランソワ・ミクルスキ氏は1963年7月25日ディジョン生まれ。父親はポーランド人で母親はムルソーの出身。1983年の5ヶ月間、カルフォルニアのカレラワイナリーで研修し、1984年から1991年、ムルソーで彼の叔父(母親の兄弟)にあたるピエール・ボワイヨの畑の管理を担当。同年、彼の叔父および叔母からブドウ畑を貸借し自分のドメーヌをスタートしました。1992年初ヴィンテージ以来、評価は急上昇を遂げました。畑の面積は当初の5.47ヘクタールから1997年には7.07ヘクタールまで拡大。国道近くの建物およびセラーを2000年に購入。2003年には7.82ヘクタールまで畑を増やし、現在16区画を所有。名実共にムルソーのトップ生産者の仲間入りを果たしました。
畑の個性を生かす、溌剌とした力強さとしなやかさ。91年末に設立され、92年が初ヴィンテージという新しいドメーヌが、フランソワ・ミクルスキだ。ベルナール・ロワゾーやジョルジュ・ブランといったレストランが扱っていることを見ても、フランス国内での評価はすでに高いものがあるよだし、世界じゅうの需要も大きく、生産の6割が輸出されている。 といってもゼロからスタートしたわけではなく、ブルゴーニュらしく、婚姻関係からの土地相続から生まれたドメーヌ。母親がピエール・ボワイヨの妹であり、またフランソワ・ジェルマンの娘と結婚したことから、土地が入手できたというわけだ。 ミクルスキという名前はポーランド系。84年からボワイヨで働き、それからカルフォルニアに移って、かの有名なカレラで研鑚を積んでいたという。 (ワイナート誌の特集より)
私自身はミクルスキのワインが持つ「ミネラルのきらめき」が大好きで、2006年度のレ・グラン・ジュール・ド・ブルゴーニュ(2年に1度開かれるブルゴーニュ最大の移動試飲会)のムルソー会場では、50以上のムルソーの生産者のワインと比較してみて、改めてミクルスキのレベルの高さにハンマーで頭を殴られたほどの衝撃を覚えた。難しいミレジムを完璧に仕上げた彼のワインは「頭3つ」くらい飛びぬけて、まったく別次元のものだったのだ。 私の横では、ユベール・ド・モンティーユの現当主エティエンヌの妹、アリックスが「す、素晴らしい・・・・・・」と言ったきり言葉を失い、次の瞬間にはいきなり饒舌になった。同行していたパリのワインショップ「レ・カプリス・ド・ランスタン」の名カヴィスト、ラファエルも「スタイルは違うけれど、コント・ラフォンやコシュ・デュリといった『伝説』クラスのドメーヌと同じ域に入りつつあるよ。価格は最近名を上げたドメーヌよりむしろ安いっていうのに」ミクルスキは静かに、高みに昇っていたのである。