- 生産年[2019]年
- 生産者フィリップ・パカレ
- 生産地フランス / ブルゴーニュ / ボジョレー
- タイプ赤ワイン
- テイストライトボディ
- 内容量750ml
2019年ボジョレー・ヌーヴォー(新酒)!今年もついに新酒(ヌーヴォー)が!![2019]年ボジョレー・ヌーヴォー(新酒)!!マルセル・ラピエールの甥であり、プリューレ・ロックの醸造責任者を10年間務めた人物、フィリップ・パカレが造る究極ボジョレー・ヌーヴォー!自然派ワインの祖ともいえるジュール・ショヴェに師事し、天然酵母を用いて発酵させる、SO2を醸造中に用いない、農薬や除草剤・化学肥料不使用、完熟した健全な果実のみを用いる等、ジュール・ショヴェの哲学やエスプリを引き継ぐ造り手!天才と称されるフィリップ・パカレによる、しっかりと果実、土壌、人を感じさせるヌーヴォーをぜひお楽しみください!ご予約はお早めに!!
フィリップ・パカレはボジョレー出身で、代々続く栽培・醸造家の家系で育ち、自然派ワインの父故マルセル・ラピエールを叔父に持つ家系です。ブルゴーニュ・ディジョン大学で醸造学を学んだ後、2年間自然農法団体で働いたのち、1991年からはヴォーヌ・ロマネの生産者プリューレ・ロックの元で10年に渡って醸造責任者を務めました。その後は2001年に自身のドメーヌを立ち上げ、初ヴィンテージをリリース、現在に至ります。|
フィリップ・パカレが理想とするのは、それぞれの畑が本来持つ「個性・典型」(=AOC)をワインに表現する事。その役割を演じるのが“自然酵母"であると考え、“自然酵母"を殺す除草剤や殺虫剤を撒かないビオロジック栽培にこだわるのもそれ故です。土地毎の独特の風味やその年のワインの特徴は、その土地に宿る酵母が造りだすもの。また土壌の鉱物構成によって、より複雑味のある特徴的なワインが出来ると考えています。
つまり、酵母にとって最適の昔ながらの伝統的な農業方法で、微生物や昆虫がたくさん住みついた「活性化した土地」から葡萄を収穫し、ワインに仕上げています。また、厳格な選果によって得られた“健全な葡萄”と“その土地の天然酵母”を最大限に生かす為に、醸造中は一切亜硫酸の添加を行わず、瓶詰め前に極小量を加えるだけです。
マルセルの意思を継ぐヴィニュロン…フィリップ・パカレの名が世に出るとき、常套句として語られるのが、マルセルを叔父に持つという事だ。実際に子供の頃からマルセルの近くで葡萄畑を駆け回りながら自然に近いワイン造りを目の当たりにしてきた。そのような環境では、将来ワイン醸造家になる事は彼にとって“当然”の事だった。
醸造を学んでいた大学時代には、マルセルの紹介でジュル・ショヴェと出会い、今のパカレのワイン造りの根幹となる理念に巡りあう。その後現在のネゴシアンを立ち上げるまでの間も、常にマルセルはパカレの理解者であり、応援者であった。現在はコード・ドールを中心にワイン造りを行うパカレだが、今年もボジョレー・ヴァン・ド・プリムールを手掛ける。そこには常に偉大な叔父を超えようとするパカレの熱い想いがある。