ブルグイユ ガリシェ 2015 ドメーヌ ド ラ シュヴァルリー元詰(カスロ家) AOCブルグイユ 自然派 ビオディナミ デメテール認証 赤ワイン 750ml
Bourgueil Galichets [2015] Domaine de La Chevalerie AOC Bourgueil【eu_ff】

カスロ家のステファニー、エマニュエル、ローリーは、この歴史あるブルグイユのドメーヌの14代目として3人が一丸となって運営しています。|カベルネフランは砂、粘土、石灰岩の土壌に植えられ、斜面の低・中・上部の異なるテロワールの特徴を表現し、真の柔らかさを持つように造られます。これらの絶対的なブルグイユは、カベルネフランの持つ繊細かつ冷厳な個性を見事な柔らかさで包んでいます。|「ル　ギド　デ　メイユール　ヴァン　ド　フランス　2021」より

ドメーヌ ド ラ シュヴァルリーはブルグイユのレスティニエ村でビオディナミを実践する、このエリアを代表する生産者のひとつです。1640 年から今日までカスロ家が 14 世代に渡りワイン造りを行ってきました。ドメーヌの地下にあるテュフォー(白亜質の石灰岩)の素晴らしいカーヴは、11 世紀から 13 世紀に砕石場だったところで、ここから城や教会の建築のための石を切り出していました。2014 年にピエール カスロが亡くなった後、彼の子供達、エマニュエル、ステファニー、ローリーの 3 人が後を引き継ぎ、この伝統あるドメーヌを守っています。「私たちは歴史、伝統、ワインのスタイルを継承し、自然を最大限に尊重しながら、日々の喜びをワインに込め、人々に伝えたいと思っています。」

葡萄畑、栽培|現在 33ha の畑でカベルネ フランを栽培しています。葡萄の平均樹齢は 30 年から 75 年です。「私たちは先祖達が残してくれた知識をもとに葡萄を育てています。葡萄の生育には出来るだけ手を加えることはせず、ただ葡萄の木を見守り、病気にならないように畑の土の生物多様性を活性化させ、土壌のバランスを保つようにしています。オーガニックおよびビオディナミの原則に従い、葡萄の木と土壌の相互作用を促したいと考えています。」畑には自然由来の調合剤を使い、環境を健全に保っています。様々な微生物や生き物が存在する土壌は植物(葡萄の木)を強くし、病気への耐性を強めてくれると考えています。

• <葡萄樹のバランス>|同じ品種でも多様性を持たせるため苗木を作る際はクローン セレクションではなくマサル セレ|クションを行う。|樹液の流れを良くするため、葡萄の仕立てはギヨー プーサール*。|硫黄と銅の使用量を最小限にするため、ハーブを用いた液肥を畑に撒く。|<土壌の生物の活動を活性化>|畝の間に穀物やマメ科の植物を植えて土壌の質を改良。|ビオディナミのコンポストを与え、土中の生物を含む有機物のバランスを整え活性化。|<生物多様性の促進>|畑に自然の草を生やしておくことで地中の生物や虫や鳥、その他の動物が存在する生物多様性を保つ。|畑に巣箱を設置し、水源を確保して鳥やコウモリが生息できるようにする。