ソフロス 2011年 ボデゲロス・キンタ・エセンシア 樹齢84年のティンタ・デ・トロ。標高705m。砂岩、粘度、カルシウムなどの堆積物の上に、丸い石が表面にある。低有機物で、酸とpHのバランスは取れていない。収穫は10月1日、2日に15kgの箱にいれて。5℃で10日間マセレーション。アルコール発酵は野生酵母のみで6日間、30度になったとき22度まで温度を下げる処置をする。乳酸菌を追加し、フレンチオークの新樽でマロラクティック発酵。225ヘクトリットル新樽を用い、15ヶ月間熟成。澱引きは3~4回。2年目の樽はリベラ・デル・ドゥエロのワインで使用する。木目は細かく、焼きや中程度のものを使用。 紫色の縁取りを持つ深いチェリーレッドで、グリセリンがパワフルにカバーしている。黒い果実の凝縮したアロマとスパイス、奥にタフィーやキャラメルを感じる。アタックは甘く、かつフレッシュで、だんだんと広がる味わいが素晴らしい。後口は絹のように滑らかで、余韻がとても長い。タンニンが強く、自然製法のため瓶内に澱が残っている。 |