 |  デイヴィッド・パウエル氏は、全て独学でワインを学び、1994年からワインを造り始めました。ポール・ジャブレ・エネのエルミタージュ・ラ・シャペルとシャーヴのエルミタージュに触発されたのがワインを造り始めたきっかけです。デイヴィッド・パウエル氏はローヌの影響を受けたオーストラリアの赤ワインの傑作を生み出す天才として、その名はすぐに知られるようになりました。 | |  |  ロバート・パーカー氏は、「デイヴィッド・パウエル氏は間違いなく世界で最も素晴しいワインの造り手の一人である。彼は古いブドウ樹を持つバロッサの畑を見つけ出し、長期にわたりそれらの果実を確実に確保するという、突出して優れた能力をもっている。 トルブレックのワインは向上し続けており、バロッサの古樹からなる熟した果実に、ヨーロッパの繊細さ、エレガンス、バランスを結合させている。」- ワイン・アドヴォケート161号より- | |  |  買いブドウで作る安価なウッドカッターズから、丘の麓の小さな畑に植えられた樹齢155年(!)のブドウから生まれる、超高価なシラーズ・ヴィオニエ・ブレンド、ラン・リグまで、トルブレックのワインにハズレはない。どれも整然として高い凝縮度がありながら、どこか優しく、当たりが柔らかく、飲みやすい。興味深いのは、ヴィオニエを含むふたつのワイン、ラン・リグとデセンダントの違いだ。 アシスタント・ワインメーカーのダンによれば、「ラン・リグはシラーズとヴィオニエを別々に仕込み、あとでブレンドする。 香りを立てるのが目的。デセンタントハ、ラン・リグに使用したヴィオニエのマールを、シラーズとともに醸造する。」この混醸は、最近流行りの用語で言うなら、コ・ピグメンテーションという作用を生み、後でブレンドした場合とは異なる成分を作りだす。実際、混醸したほうが色が濃く、より官能的な味わい。この両者の飲み比べは勉強になる。いや、それ以上に病みつきになる 。ワイナート誌の特集記事より | | |  | | トルブレック ウッドカッター シラーズ 2008年  樽熟12ヶ月のこのワインはブラックベリーやチェリーの甘い香り、純粋でフルボディーで長いフィニッシュをともなう。 ワイン・アドヴォケート誌も「素晴しく卓越したワイン」と絶賛。 美しく、魅惑的な果実、質感、豊かさ、純粋さが層になり表れます。ブラックベリージャム、クレーム・ド・カシス、リコリス、白い花、ブラックオリーブの香りがグラスから溢れます。シラーズ100%。 | | |