【元々はアパレル業に携わっていたデヴィット・ハーシュが1978年にこの土地を購入。当初はシイタケなどの栽培を考えていたが、友人の勧めで80年に約0.4Haのピノ・ノワール(ポマールクローン)と0.8Haのリースリングを栽培したのが始まり。1988年にリースリングは全てピノ・ノワール(マウント・エーデンクローン)に植え替えられた。90-94年に13Haに拡大、95年には新たに3.6Haに114、スワン、777などのクローンが植えられた。一方で、1994年に40%という急な斜面の畑(Field 10)にて、シャルドネの栽培を開始した。2002-03年には、新たに10Haを拡張。90年代以降、ウィリアム・セリエム、キスラー、フラワーズなど、カリフォルニアのトップワイナリーにぶどうを供給してきたが、自社のワイナリーを建設。2002年のファーストヴィンテージを迎えた。
【ソノマカウンティフォートロス約2-300万年前の地殻変動で形成されたサン・アンドレアス断層に沿う標高約450mの土地。砂岩質を中心に粘土、砂壌土(粘土分が少ない)、埴壌土(粘土分がやや多い)など、様々なタイプの土壌が混じっていて、全般的にミネラル分が豊富。起伏の激しさも手伝って、異なる区画で全く違うスタイルのワインを生むぶどうを産する。冬場は雨が多く、乾燥した夏が特長(年間雨量:約1300ml)。太平洋からの涼しい風を享受しながら、標高の高さゆえに海からの霧の影響は受けない。主に土壌の保水性を鑑み、所有する畑を細かく区画分けしている。その結果、土壌に応じた、適切な台木、クローンを選定。区画ごとに、必要に応じた灌漑。収穫されたぶどうは個別にワイナリーに運ばれ、醸される。
【ワインづくりを「ぶどう栽培の一段階」と捉え、「土地と果物の存在を正しく伝える」ことをポリシーとしたワインづくりが行われる。すべての過程を通じてぶどうを丁寧に扱うことが一貫しており、一つの畑から収穫されたぶどうは他の畑のものと混じることなく、醸造所内にある無数のオープントップのタンクで醗酵が行われる。醗酵後、フレンチオークで熟成が行われ、瓶詰めまでブレンド、ラッキングは一切行われず、フィルタリングも行わない。ミネラル感のある酸味と複雑味、タンニンと果実味のバランスがハーシュ・ヴィンヤードのワインを際立たせている。ほとん どのヴィンテージにおいて、ハーシュのワインはすぐに飲んでも楽しめるが、構成力、バランス、そして添加物を使っていない健全さゆえに、セラーでの熟成も期待できる。
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■生産地:アメリカ合衆国/カリフォルニア/ソノマ/ピノ・ノワール
造り手は現在、カリフォルニア三大グラン・クリュとも言われる名ワイナリー!
ワインアドヴォケイト誌驚異の96点でコメントは「2021年のピノ・ノワール・リザーヴは、クランベリーソース、ブルーベリー、ラベンダー、ミント、ウッドスモーク、肉質の含みを持つ層状のアロマを持つ。ミディアムボディの味わいは継ぎ目がなく、表情豊か。非常にシルキーなテクスチャー、生き生きとした酸、非常に凝縮した複雑なフレーバー、長くスパイシーなフィニッシュ。今飲んでもゴージャスだが、セラーで優雅に熟成させるだけの詰め物とストラクチャーを備えている。」と高評価!さらにジェームス・サックリング98点!ヴィノス誌97点高評価!
全米の有名レストランもこぞってオンリストし、あのオバマ大統領も行きつけのレストランで愛飲している、お気に入りのワイナリーで、かつてはカルトワインのキスラーやフラワーズ、ウイリアム・セリエムなどのブドウの供給元だった名門ハーシュ・ヴィンヤーズの最高峰赤ワイン“リザーブ・エステート・ピノ・ノワール”!高評価続出[2021]年ものが、正規代理店輸入品で限定で極少量入荷!
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