ドメーヌ・ド・ラ・モルドレのクリストフ デロルムがこのドメーヌを引き継いだ1989年から僅か17年の間に、世界中のワイン愛好家の間にその名は大きな反響を持って知れ渡りました。今やロバート・パーカー自身も、彼の個人セラーにはモルドレワインは欠かせないコレクションの一つとなっています。メディア・雑誌・テレビ番組などが次々と取材に来る今日この頃、そして、誰もが彼のワインを熱烈に愛するようになった今では、彼のワインはまさに“幻”となっています。
今回訪問した際に「今、フランスでは喉越しのよい軽いタイプのワインが好まれていて、自分の造るパワフルなワインは流行のスタイルではないかもしれない。だが自分は喉の渇きを癒すためのワインは造らない。ワインは楽しみのために飲むのであって、喉が渇いたら水を飲めばいい。自分が美味しいと感じる自分の好きなワインを造っているのだ。そして人々は個性=人間味溢れるワインと出会うとその味が忘れられなくなる。・・・」と彼の信念を語ってくれました。
ロバート・パーカー氏はドメーヌ・ド・ラ・モルドレについて、「世界で最も偉大なワインエステートのひとつ、その持ち主のクリストフェル・デロルムは約15年にわたりこのドメーヌの品質をトップに保ち続けています。ドメーヌ・ド・ラ・モルドレの白・赤・ロゼは南ローヌヴァレーのお手本となるものです」