 |  父方のPehu家と母方のSimonet家により1960年代に生まれた造り手。5ヘクタール以下のいくつかの畑から完成度の高いブドウを造り、あのクリュッグがモンターニュ・ド・ランスで生産されるピノ・ノワールを全てこのペウ・シモネから買っているという隠れたピノ・ノワールの名手。 そのほかF1公式シャンパンの『マム』にも卸しているなどその実力は現地では有名。年間1000本のみのレコルタン・マニュピュラン。まさに注目を集める生産者になること間違いない造り手。 | |  |  ペウ・シモネの最大のこだわりはMLFをブロックすることです。MLFを行うと果実の風味が弱まり、熟成した香りを帯びてくる。そのため現当主のDavid Pehu氏もこの伝統的醸造を受け継ぎ、先代から続くこの蔵のスタイルとなっています。そもそもMLFは2基の酸を持つリンゴ酸が1基の酸を持つ乳酸に変わる減酸発酵であり、きれいな酸が残ります。ただMLFを行わなくとも完熟したブドウ栽培しを収穫することで酸が残りすぎずきれいに仕上がる、とのこと。 | |  |  ワイナート39号にて、『モンターニュを代表する、グラン・クリュの超越的な気品』として見開きで大特集! 他の有能なRM、たとえばセロスにしても意見は同じだ。『ル・メニルだのアンボネイだのといろいろグラン・クリュの畑を買っているお金があるなら、ヴェルズネイを買うべきではないですか』といったら、『ヴェルズネイが最高のクリュだということは常識。問題は誰も畑を売ってくれないことだ!』 アイと並んで、ピノ・ノワールにとって最高の畑のひとつ、ヴェルズネイ。 それはモンターニュ・ド・ランス北側の全てのグラン・クリュに共通する透明感、ミネラル感、伸びやかさ、バランスといった美点のほかに、精神的な尊厳と、抵抗できないほどの美貌を備える。 アイが王なら、ヴェルズネイは女王だ。 (ワイナート39号より) | | |  | シャンパーニュ ペウ・シモネ グラン・クリュ ブラン・ド・ノワール・ブリュット ついに初リリースされた、ブラン・ド・ノワール!柑橘系の果実にカリン、ハーブなどの香りがあります。 重厚感ある骨太な骨格に引き締まった酸、濃い果実味がひとつにまとまり、どっしりとしたシャンパンに仕上がっております。間違いなくペウ・シモネを代表するシャンパンです。 | | |