| フランスのプロやワイン愛好家必携の「l'amateur de Bordeaux」誌の最新のシャンパン特集号で、ダヴィッド・レクラパールやジェローム・プレヴォーらとともに、シャンパーニュの未来を担う若手ヴィニュロン8人のひとりに選ばれるなど、ますます注目が集まっているシリル・ジャニソン。 1922年エペルネに創業したレコルタン・マニピュラン。樹齢20年以上は古樹とされるシャンパーニュにおいてすべて樹齢40~45年のヴィエイユ・ヴィーニュです。現当主は、5代目シリル・バラドン氏。彼自身1200本のお宝シャンパンのプライヴェートコレクションを持つシャンパン狂で弱冠28才の先進的に発展を遂げつつあるスーパー新世代ワイナリーです。 | | | なんと生産量の70%はフランス・イギリス・ドイツ・スイス・ベルギーなどの熱狂的なワイン愛好家の多い国にダイレクトに販売され、30%はフランス全土のワインショップやレストランに販売されてしまうため日本ではあまり見かけません。 ワイン造りも、ジャニソン・バラドンではジャック・セロスのエノログを採用しており、シャンパンの一部を樽熟成させておりこれにより適度な酸化熟成が得られ、色は輝きを増しほんのりとバニラ香がつき、味わいにコクがでます。 もちろんギィドアシェットやジュルセール・ジュルヴェールゴーミヨといったワインガイドは常連で毎年掲載されています。クリュッグでの修行を終えた弟のマクサンスも醸造チームに加わって今後がますます楽しみな、現代RMのトップランナーのひとりです。 | | | | ジャニソン・バラドン 7C ブリュット
2017年にリリースされた新作。作品名の「7C」は、シャンパーニュ造りに認められている全7品種をすべて使用していることから命名。ラベルにはシャンパーニュにまつわる「Cで始まる7つのワード」が記載されています。地元エペルネの4つのリウ・ディ、粘土石灰(白亜)質土壌畑。平均樹齢30年のピノ・ノワール13%、シャルドネ12%、ピノ・ムニエ15%、プティ・メリエ15%、アルバンヌ15%、フロマントー15%、ピノ・ブラン15%のブレンド。現在販売中のものは2014年産100%でマロラクティック醗酵なし、ドザージュは3g/lの本格派。 | | |