 |  パーカー氏いわく、 『ディケムがボルドーに2つとない偉大なワインであることは、説得力のある真実だと主張できる。』
では、なぜ彼がディケムに対してそこまで言うのか・・・?まず、ディケムでは、1本のブドウの木からたった、グラス1杯(※ボトル1本ではありません。)のワインしか造られないと誇らしげに語られます。
収穫は150人もの摘み手のグループが6~8週間滞在し、最低でも4回、しかも完熟するのを待って1粒1粒(※1房ではありません。)摘まれます。(ちなみに1964年のディケムは摘み手たちが13回にもわたって畑を回ったが不向きとみなされるブドウを収穫しただけで結局この年はワインがまったく何も生産されなかった。)
ワインは新樽の中でなんと3年以上もの間熟成され、20%以上が「天使のわけまえ」としてなくなってしまいます。
しかもその中で最良の樽だけセレクトされ(1975年は20%挑除され、1978年は85%がディケムとして売るのにふさわしくないとされた。)通常はそのヴィンテージの4年後に極めて高い価格で出荷されます。
パーカー氏の結論は・・・
『費やされた努力、リスク、厳格な選別過程を考えれば、最高の値札に値する数少ない高級ワインのひとつである。』
| |  |  ペッパーコーン氏はディケムについて、『蜂蜜に似た強いブーケととろけるような甘美な味わいと優雅な風味を備え、色が徐々に淡い金色に変わっていくディケムは、ソーテルヌの真髄といえよう。このワインを飲めることはいかなるときであろうともひとつの特権なのだ。』 | |  |  1999年のソーテルヌについてクリスティーズのオークショナーのマイケル・ブロードベント氏は、4つ星のグレイトヴィンテージ評価で「満足できる、ムラのない生育期・小春日和が素晴らしいボトリティスを誘発し、その助けにより連続5年目の非常に優れたソーテルヌ・ヴィンテージが生まれた。収穫量は少ないが、素晴らしい潜在力を秘めている」と絶賛! | |  | |  |  |  | Subtle and racy, with lemon rind, vanilla cream and dried pineapple. Very spicy and intense. Full-bodied, with great length and flavor. Electrified yet refined, with medium sweetness and a wonderful finish. I love the class of this, and the length. Has afterburners. Best after 2010. -JS Issue: Dec 31, 2006 | |  |  |  | その確かさ、正確さ、純粋さを理解するのにこのような短い時間では不可能だとわかるだろう。 欠点のない味わいで、前後のヴィンテージよりもやや甘い。すべての要素が最高にバランスが取れている。 | | |