ブルゴーニュ・コート・ドール・シャルドネ[2021]年・ドメーヌ・フランソワ・ミクルスキー元詰・AOCブルゴーニュ・コート・ドール・ブラン・オーク樽10ヶ月&瓶熟2ヶ月の12ヶ月熟成・自然派ビオロジック・(株)ファインズ輸入品・アラン・メドゥ驚異Outstanding Top valueのコメント付き
- 生産年[2021]年
- 生産者ドメーヌ・フランソワ・ミクルスキー
- 生産地フランス/AOCブルゴーニュ・コート・ドール・ブラン
- タイプ白/辛口 シャルドネ
- 内容量750ml
大人気・名門ブルゴーニュ辛口白ワイン愛好家大注目!なんと!ブルゴーニュ2大高級産地!高級ムルソー村内で造られるシャルドネで造られる超こだわりAOCスーパー・ブルゴーニュ・コート・ドール白!INAO(原産地呼称委員会)によって2017年に新しく追加されたAOCブルゴーニュのさらに格上の村名AOC!2つの新しいAOCのひとつAOCブルゴーニュ・コート・ドール!しかも待望の少量生産で有名なグレイトヴィンテージ[2021]年もの!(偉大なブルゴーニュの大人気辛口白の最新ヴィンテージでスーパーグレイトヴィンテージ!なんと!フランス・アシェットガイド誌2023年版で過去最高評価のひとつ18/20点を付けるスーパーグレイトヴィンテージ[2021]年もの!ちなみに1970年以降18/20点以上をつけるのは1989、1996、2003、2018、2019、2020年、2021年の7VTのみ。)がついに入荷!リッチなテクスチャーで世界的に有名な白ワインの産地であり、高級白ワインのひとつ!コート・ドールの代表格でもあるムルソー!ブルゴーニュ最上の白ワインを産する村の中でも、最も柔らかく芳醇で円熟していると言われるムルソー!そのムルソー村内の“レ・ゼルブー”(Les Herbeux)という畑の1986年と2005年に植樹したシャルドネをオーク樽で10ヶ月熟成&ステンレスタンク2ヶ月の計12ヶ月熟成で造られる、(ムルソー村のドメーヌ・ルーロが持っている畑の後ろにある)シャルドネ中心に、村名のムルソー格付のシャルドネも投入されたスーパーAOCブルゴーニュ・コートドール!しかも造り手は、ムルソーのトップ生産者の仲間入りをわずかな期間で名実ともに果たしたフランソワ・ミクルスキー!この2021年で今やロバート・パーカーをも凌駕する勢いのアラン・メドゥで『やや熟した、同じくフレッシュなノーズは、リンゴ、洋ナシ、レモンの皮のニュアンス。ジューシーでまろやかな口当たりの中程度の重さのフレーバーは、骨太でパンチがあり、若々しく渋みのあるフィニッシュとは対照的で、ややタイトに仕上がっている。また、このジャンルの平均的な例よりも優れている。ハートマーク&Outstanding Top valueのコメント付き』で大注目!ドメーヌからのコメントは『私たちが1992年から栽培しているブルゴーニュのシャルドネは、マリー・ピエールとフランソワ・ミクルスキーのものです。フランソワ・ミクルスキー。総面積は1.5ヘクタールです。1つは1986年、もう1つは2005年にFrancois MIKULSKIによって植えられました。私たちが手掛ける2つの区画はムルソーのアペラシオンの端に位置しているため、ワインは私のムルソーに良く似た特徴を持つ。口当たりが長く、フルボディで保存性が高い。』とレモンや熟した洋ナシのアロマに生き生きとしてエレガントで余韻に豊かなミネラル感を感じさせる、世にある凡庸なムルソーとは比べ物にならないほど美味しい!まさにムルソーの格落としとも言うべき(ムルソーの片鱗を感じさせる)スーパー・ブルゴーニュ白が限定でしかも大人気スーパーグレイトヴィンテージ[2021]年もので極少量入荷!
ワインが人を表すというのはよく言われることだ。イージーライダー気取りの造り手が抽出のよく効いた骨太なワインをつくる一方、慈愛に満ちた優しい笑みを湛える老人からは、やはり優しく、穏やかなワインが生まれたりする。 フランソワ・ミクルスキの第一印象は“クールな人”だった。静かな口調で語り、自己主張もしない。ありがちな「どうだ、旨いか?」というようなオーラを決して出さない人である。カナダ人画家、リオペルの作品をあしらったラベルは当時すでに日本でも知られていたが、初めて彼に会った時、「ああ、こんなセンスのあることをしそうな人だ」と感じたものだった。
さて、フランソワのワインは“クール”なのか? 彼のワインはエレガントで、引き締まっている。「昔ながらのムルソーらしさ」を意識して樽のアクセントをつけたり、バトナージュを多用したりというような飾り付けも皆無だ。近隣の村のワインを手がけないムルソーのプロは、ストイックなまでにクリュごとのテロワールを的確に表現しようとする。 来日時にカラオケに行った。U2やR.E.M.など、どれもメッセージ性が強く、飾り気のないロックをシャウトしながら歌っていた。その選曲、歌い方を見ていて、彼のワインが力強く男性的で長熟タイプであることにひとり納得したものだ。 クールとはいっても冷静なクールではなく、かっこいいクール。そんなフランソワの姿を思い浮かべながら彼のワインを飲むとまた楽しい。
フランソワ・ミクルスキ氏は1963年7月25日ディジョン生まれ。父親はポーランド人で母親はムルソーの出身。1983年の5ヶ月間、カルフォルニアのカレラワイナリーで研修し、1984年から1991年、ムルソーで彼の叔父(母親の兄弟)にあたるピエール・ボワイヨの畑の管理を担当。同年、彼の叔父および叔母からブドウ畑を貸借し自分のドメーヌをスタートしました。1992年初ヴィンテージ以来、評価は急上昇を遂げました。畑の面積は当初の5.47ヘクタールから1997年には7.07ヘクタールまで拡大。国道近くの建物およびセラーを2000年に購入。2003年には7.82ヘクタールまで畑を増やし、現在16区画を所有。名実共にムルソーのトップ生産者の仲間入りを果たしました。
畑の個性を生かす、溌剌とした力強さとしなやかさ。91年末に設立され、92年が初ヴィンテージという新しいドメーヌが、フランソワ・ミクルスキだ。ベルナール・ロワゾーやジョルジュ・ブランといったレストランが扱っていることを見ても、フランス国内での評価はすでに高いものがあるよだし、世界じゅうの需要も大きく、生産の6割が輸出されている。 といってもゼロからスタートしたわけではなく、ブルゴーニュらしく、婚姻関係からの土地相続から生まれたドメーヌ。母親がピエール・ボワイヨの妹であり、またフランソワ・ジェルマンの娘と結婚したことから、土地が入手できたというわけだ。 ミクルスキという名前はポーランド系。84年からボワイヨで働き、それからカルフォルニアに移って、かの有名なカレラで研鑚を積んでいたという。 (ワイナート誌の特集より)
私自身はミクルスキのワインが持つ「ミネラルのきらめき」が大好きで、2006年度のレ・グラン・ジュール・ド・ブルゴーニュ(2年に1度開かれるブルゴーニュ最大の移動試飲会)のムルソー会場では、50以上のムルソーの生産者のワインと比較してみて、改めてミクルスキのレベルの高さにハンマーで頭を殴られたほどの衝撃を覚えた。難しいミレジムを完璧に仕上げた彼のワインは「頭3つ」くらい飛びぬけて、まったく別次元のものだったのだ。 私の横では、ユベール・ド・モンティーユの現当主エティエンヌの妹、アリックスが「す、素晴らしい・・・・・・」と言ったきり言葉を失い、次の瞬間にはいきなり饒舌になった。同行していたパリのワインショップ「レ・カプリス・ド・ランスタン」の名カヴィスト、ラファエルも「スタイルは違うけれど、コント・ラフォンやコシュ・デュリといった『伝説』クラスのドメーヌと同じ域に入りつつあるよ。価格は最近名を上げたドメーヌよりむしろ安いっていうのに」ミクルスキは静かに、高みに昇っていたのである。