 | メゾン・クラヴリエの創業は1935年。初代のオーナーであるアントワーヌ・クラヴリエは色々な生産者の醸造長を務め、その経験を活かして自分の会社を立ち上げました。
祖父ジャン・ピノ・クラヴリエは葡萄畑の所有者でもあり、著名なワインのクルティエでもあり、この道のスペシャリストとして知られた存在です。アントワーヌは祖父に教えを乞いワイン造りを行いました。 | |  | | 1952年に息子のジャン、1956年にアンドレ、1962年に末っ子のジェラールに引き継がせ、販売網を広げました。主にパリのレストラン、そしてベルギー、スイスなどに多くの常連客を持つようになりました。50周年を迎えた1992年に所有者が代わり、現在2001年からはイザベルとアンリ・ノエルトママに経営が移りました。しかしながらジェラールが中心となってメゾン・クラヴリエの伝統を守っています。また、アンリ・ノエル・トマは地元であるブルゴーニュの出身であり、ワインのテイスティング、セレクション、買い付け、商品化など、25年の経験を持つベテランです。 | |  | | メゾン・クラヴリエの哲学は優れた品質のブルゴーニュ・ワインを選び、それを大事に育てることです。ブルゴーニュの伝統的な製法で醸造、熟成が行われています。 | | |  | マコン・ヴェルゼ 2010年 クラヴリエ・エ・フィス
あのルフレーヴもテロワールの良さで入手したマコン・ヴィラージュのヴェルゼ。マコンと言うよりプイイ・フュイッセに近いと言われるワインです。
きれいな輝きのある黄色、2010年らしく酸がかなりフレッシュでピュアで、ミネラル感があり、バタースコッチのような柔らかなコクを伴います。かすかにイーストや蜂蜜も感じさせる白ワイン。 | | |
