 |  2012年1月に亡くなった、ルネ・ブーヴィエさんに息子が2人おり、長男がレジス・ヴーヴィエ、次男がベルナール・ブーヴィエです。ベルナール・ブーヴィエはドメーヌ・ルネ・ブーヴィエを継承し現在も当主です。レジス・ヴーヴィエは、ドメーヌ・レジス・ヴーヴィエの当主ですが、息子のクリストフがドメーヌ・レジス・ヴーヴィエに入らなかった理由は、父のレジスがまだ50代で引退まであと10年程度あることと、クリストフがレジスにビオロジー栽培開始を進言したところ断られたためだそうです。 それで、クリストフは2010年3月に自身のドメーヌを開始しました。ファーストヴィンテージは2009です。生産は祖父(2012年1月他界)のドメーヌ・ルネ・ブーヴィエの醸造所をそのまま使っています。(ベルナール・ブーヴィエも使っていたマルサネの醸造所) 尚、レジスが引退する時には、よほど想定外の相続が発生しない限り、レジスの畑をクリストフが継承することになります。 | |  |  所有面積5.5ha。年間生産本数は約15000本です。認証は取得していませんが、完全ビオロジー栽培です。顧客は80%がフランス国内(個人のワイン愛好家、ワインショップ)、20%がEU各国と日本に輸出されています。生産量が少ないこともあり、ガイド等にはまだ出展しておりません。 「醸造技術を駆使したりするのではなく、できるだけ自然にワインを造ることによって、ワインはより薫り高くなり、表情も豊かになり、より長期の熟成も可能になる」がポリシーです。ラガーマンであり、ラグビーを通して多くの生産者と交流があります。 | | |  | ブルゴーニュ・ブラン 2009年 ドメーヌ・クリストフ・ブーヴィエ マルサネ村とクシエ村のわずか0.26haの石灰質土壌畑で収穫した、ブルゴーニュでは希少なシャルドネミュスカ種100%。完全ビオロジーの希少なシャルドネミュスカ種をグラスファイバー製タンクで12ヶ月熟成。 バナナやパイナップル、柑橘系にハーブやレモングラス等のアロマ。デリケートで心地よい酸に口の中にまろやかな広がりを感じさせる辛口白ワイン。 | | |