 |  844年創業。先代のピエール・ダモワ氏の手により、1991年まで軽めのワインをつくり名声に陰りがきざしていましたが、92年に甥で同名のピエール氏に引き継がれるや、一気に「品質向上主義」に方向転換。現在最も注目を浴びているドメーヌのひとつです。「祖父の時代に還れ!」をモットーに伝統醸造法を復活。凝縮味に満ちた見事なワインを醸しています。 15haの名醸畑シャンベルタン・クロ・ド・ベーズのうち最大の5haを所有。しかもシャンベルタン、シャペル・シャンベルタン等をあわせると10.3haの所有畑のうち8haほどがグラン・クリュ(ジュヴレ・シャンベルタンのクロ・デュ・タミゾも単独所有者)という有力醸造元です。 | |  |  ル・クラスマンではこのドメーヌについて、「このドメーヌは、シャンベルタンでも群を抜いて広い区画(主としてクロ・ド・ベーズ)を所有する重要な生産者である。それだけに醸造がうまくいった年には、やはり素晴らしいグラン・クリュを買いたくなる。現在市場に出回っている2000年がまさにそのケースで、ジュヴレ村生まれのものとしては、優しい味わいに仕上がっている。」と、このドメーヌにふれ、高評価を与えています。 | | |  | ブルゴーニュ・ブラン レ・ラヴリー 2010年 ピエール・ダモワ フィクサンの村名畑(ドメーヌが1987年に取得した樹齢40年~45年の区画)のブドウと、北隣のクシュの村名畑(樹齢20~25年の契約農家の区画)の買いブドウで造られる希少品。熟成はほとんどをステンレスタンクで行いますが、毎年1樽か2樽分だけオーク樽で熟成させることにより、バニラやトーストのニュアンスを加えます。フレッシュさを保つためにマロラクティック発酵後速やかに瓶詰。キリっとした果実味とミネラル感のバランスがとても良く、上品な味わいを楽しめます。 | | |