1955年に設立された比較的新しい醸造所ですが、細心の手入れときびしい選別によって、高品質のアルザスワインを造り上げています。500haの畑があり、230名の生産者が加盟して、7つのグラン クリュ畑を所有しています。彼らのワインには、フランスの最も有名な小売店フォション、ニコラスや、著名なレストランで扱われています。また、「ギイドアシェット」、「ゴーミヨ」、ヒュー ジョンソンの「ポケットワインブック」などに、アルザス地方で最良の醸造所と紹介されています。ロバート パーカーJr.「ワインバイヤーズガイド」に、三ツ星生産者として掲載されています。
アルザスは、ドイツ国境に隣接する地方で、フランス有数の白ワインの産地としてその名を知られています。また、アルザスのワインの特色としてラベルには、葡萄品種の名前が表示されます。白ワインにはリースリング、ピノ・ブラン、シルヴァネール、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカの6種類、赤とロゼワインにはピノ・ノワールが葡萄品種を表示することができます。
中央ヨーロッパに広く植えられ、東欧では長い歴史を持っった葡萄です。この品種の名前「シルヴァナー(フランスではシルヴァネールと呼ぶ)」は、ローマ神話の森の守護神、シルヴァヌスにちなんだ名前とされ、森林地帯の原産であることを示唆しています。この葡萄は東方からドイツに入り込んだものと考えられ、中世ドイツの葡萄畑には広く植えられました。1659年に、オーストリアからフランケン地方に到達したことは記録されていて、その地域ではいまでも2番目に多く栽培されている品種です。ドイツではこの葡萄の約半分がラインヘッセンで栽培され、残りはフランケンとファルツで栽培されています。フランケンではリースリング種が成熟しにくく、この品種が栽培されています。土壌の香りを持った、はじけるような味わいの、とても素晴らしいワインがここで生産されています。ドイツ以外では、フランスのアルザスで広く栽培されているほか、スロヴェニアで比較的重要に扱われ、東欧全域で栽培されています。
【ワイン名】アルザス・リースリング 2022年 テュルクハイム醸造所
【ワインについて】アルザス辛口白ワインファン注目!パーカー三ツ星生産者で、レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマン)大注目!ゴーミヨ誌も注目のアルザスの人気生産者!テュルクハイム醸造所!辛口リースリングのお手本とも言うべき蜜リンゴとミネラルの適度な強さのアロマ。ミディアムボディで、優雅で、よく熟していて、純粋なこの辛口アルザスリースリングは、非常に豊かですばらしい果実味を備えています。
【ワインのタイプ】白ワイン
【ワインのテイスト】辛口
【生産者】テュルクハイム醸造所
【ブドウの収穫年】2022年
【生産地】フランス / アルザス / AOCアルザス
【内容量】750ml