- 生産年[2020]年
- 生産者カ・ルガーテ
- 生産地イタリア / ヴェネト / D.O.C.ソアーヴェ・クラッシコ
- タイプ白ワイン
- テイスト辛口
- 内容量750ml
イタリア辛口白ワイン愛好家大注目!高級レストランさまからのリピート多数!「ガンベロ ロッソ ヴィーニ ディタリア 2022」トレビッキエリ 満点3グラスを獲得!ソアーヴェの域をはるかに超える!イメージを覆す!ラベルにソアーヴェの文字は入れないこだわり生産者!ルガーテの丘の北にある標高400mの単一畑からセレクションしたブドウを使用。ミネラル分の多い仕上がりとなっています。葡萄は10月中旬頃に3回に分けて収穫。16~18℃に保ったステンレスタンクで10~15日間発酵。緑のハイライトのある藁色で、リンゴやプラム、カリンの香りと喉の渇きをいやす酸味があり、フレイバーが長く続きます。すばらしいアロマと味わいが特徴の人気辛口白ワインが限定で極少量入荷!
「カ・ルガーテ」とは、ルガーデの丘の頂近くにある家を指し、畑仕事の拠点とレチョート用の乾燥室としたことから名付けられています。1930年代、カ ルガーデの創始者テサリには、毎日必ず行わなければならない日課がありました。それは畑に囲まれた小高い山の上の家から馬に4箱のワインを積んで、ヴェローナの町のレストランまでトボトボ歩いて届けに行くことでした。と言うのも、そのレストランはどうしても彼のワインでなければならないと言い、その4箱のワインは一晩で売り切れてしまうほどの人気だったそうです。馬に積める荷は4箱が限界なので、毎日届けに行かなければならなかったのです。彼は現在90歳、もちろん今では馬に荷を積むことはありませんが、そのかわりに毎日欠かさず朝6時から畑に出て葡萄の世話をしています。|1986年にカンティーナを設け、アジェンダとしてスタートしました。ミケーレ(31歳)が販売、妹のラウラ(30歳)が輸出、父のアメデオ(55歳)が畑仕事、ミケーレの叔父ジョヴァンニ(47歳)がエノロゴを分担しています。現在畑はトータルで 45ha、3年後には60ha(ソアーヴェ40ha、ヴァルポリッチェラ205ha)にする予定です。これは生産量を増やすためではなく、選別して品質を上げるためです。
収穫はすべて手摘みで行い、外国人労働者の助けを借りず、手慣れた地元の人たちとで行われ、収穫量は通常この地域で認められている140hl/haより25%抑えています。非常に広く清潔な新しいセラーも完成し、中にはレチョート用の乾燥室も作られました。また新たに、発酵の際に窒素ガスを入れて密封状態にし、酸化を防止する設備を導入しました。これはイタリア全土でも10軒しか導入しておらず、アロマが綺麗に出る効果があります。04年はモンテ フィオレンティーネに使用(トレ ビッキエリの獲得に貢献!)、05年はサン ミケーレにも使用、今後は全てのワインに使っていく予定です。|また赤ワインの品質向上にも著しいものがあります。その要因は、3年前から2002年の「ガンベロ・ロッソ」で「エノロゴ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたジュゼッペ・カヴィオラと契約している、畑の90%が斜面で火山質質土壌でミネラルが多い土壌、畝に草を生やす、手間はかかるがグイヨ仕立てにする、密植傾向に仕立てるなどが挙げられます。
6年前には想像もできなかったことですが、ソアーヴェに関して、生産量がピエロパン、アルセルミと並び、品質も勝るとも劣らないものとなっています。カ・ルガーテのワインを味わっていただくことで、ソアーヴェのDOCの持つ一般的なイメージをくつがえしたいと思っています。
テサリ兄弟は、近年ソアーヴェ地域において成功を収めている生産者のひとつに挙げられます。アメデオとジョヴァーニは、数年にわたりソアーヴェのトップクラスの生産者となるためワインを販売してきました。|そして彼らの無鉄砲と思われるほどの度胸ある経営により、借金をして葡萄の真価を証明するためだけの小さな醸造所を手に入れました。最初の結果は望みあるものでしたが、最高の賞賛を受けるために彼らはさらなる努力を惜しみませんでした。|ガンベロ・ロッソ「ヴィニ・ディタリア」より抜粋