 |  カリフォルニアでのブルゴーニュ品種の最高傑作と言われるワイナリー。ソノマのロシアンリヴァーヴァレーを中心に、最高の畑のみの葡萄を使って造り出すワインは、1996年設立ながら、既に「カルトワイン」と評価され、アメリカでも入手困難なワインの一つとなっています。パーカー氏はほとんどのワインに毎年90点以上をつけており、「私の愛するワイナリーの一つ」と評しています。 | |  |  ワインメーカーは、パーカー氏により「Wine Personalities of the Year」に選ばれ、「神の手を持つ」とまで言わしめたアンディー・スミス。ポール・ホップスを皮切りに、リトライ、ジェイムストーン、ラークミードでワイン造りをし、デュモルによって彼の名を一躍有名にしています。 | | | | |  | デュモル シャルドネ ロシアン・リヴァー・ヴァレー 2009年 淡い緑色/黄色。凝縮したグレープフルーツ、レモンヴェルベーヌのアロマがカンタロープの香りへと広がって行き、次第に焼きリンゴや海の飛沫、ヘーゼルナッツといった複雑性のある香りが現れてくる。口当たりは先ずスモーキーな火打石に縁取られた、熟した白桃などのストーンフルーツの香りが現れ、次第にリッチな焼きリンゴやかすかなヴァニラビーンの香りへと続いて行く。 口当たりに高い集中力と俊敏性のあるワインで、フィニッシュは芯の通ったシトラスの酸味とミネラルのフレッシュさが非常に長く続く。11℃より冷たくしないで楽しんでほしい。3年から5年さらに熟成させることで、このワインの持つアップル、ヘーゼルナッツの香りがさらにリッチなものに変わってくる。 | | |