プイィ・フュメ“バロン・ド・エル(L)”[2017]年・ドメーヌ・ド・ラドゥセット家・(シャトー・デュ・ノゼ元詰)・(18世紀復元超重厚ボトル入り)・AOCプイィ・フュメ・正規品
Pouilly Fume Baron de L [2017] de Ladoucette (Chateau du Nozet) AOC Pouilly Fume
- 生産年[2017]年
- 生産者コント・ラフォン・ラ・ドゥセット シャトー・デュ・ノゼ
- 生産地フランス/ロワール/AOCプイイ・フュメ
- タイプ辛口 白ワイン
- 内容量750ml
最高級フランス・ロワール辛口白ワイン愛好家垂涎!プイィ・フュメの最高峰辛口白ワイン!造り手は、1787年、ラドゥセットの先祖でフランス銀行頭取であったラフォン伯爵が、ルイ15世の内縁の娘よりシャトー・ドュ・ノゼを譲り受けた!1805年にラドゥセット家が引き継ぎ、1972年、弱冠21歳でシャトーの経営を任された現当主パトリック・ドゥ・ラドゥセット男爵は根本的な醸造の近代化を図り、そして、1973年にフランスのトップクラスの白ワインの仲間入りを狙ってリリースしたものが“Baron de L”!現在はPouilly Fumeにおいて最も高台の地、サン・タンドランを中心に100ha以上のぶどう畑を所有するドメーヌ・ド・ラドゥセット!最高級ロワール辛口白の傑作!と言われ、最高級レストランでもオンリストされることが多いとも言われる、プイィ・フュメの中でも最高のテロワールを誇る「シャトー・ド・ノゼ」のその中でも、最高の区画のブドウ(全て樹齢40年以上のヴィエイユ・ヴィーニュV.Vで80年以上のソーヴィニヨン・ブランも多く含まれる)で造られる、名門ドメーヌ・ド・ラドゥセット家のプイイ・フュメの中でも逸品中の逸品!その名も「バロン(男爵)のL」!優良ヴィンテージのみ造られるラドゥセット家の最高峰白ワインで、ロワール最高級辛口白ワイン!勿論フランスを含め高級レストランのワインリストには欠かせない必須アイテム(作品)のひとつ!オレンジピール、熟した洋梨にフュメの白い花の香り、口当たりはなめらかで酒肉はしっかり!(ちなみに20~30年の熟成がおすすめといわれる)この完全とも言えるバランスと総体に気品とエレガンスを貫いている壜はワイン愛好家の垂涎の的!!究極のプイィ・フュメが、人気ヴィンテージで限定少量入荷!
1787年、ラドゥセットの先祖でフランス銀行頭取であったラフォン伯爵が、ルイ15世の内縁の娘よりシャトー・ドュ・ノゼを譲り受けました。その後、1805年にラドゥセット家が引き継ぎ、1972年、弱冠21歳でシャトーの経営を任された現当主パトリック・ドゥ・ラドゥセット男爵は根本的な醸造の近代化を図りました。そして、1973年にフランスのトップクラスの白ワインの仲間入りを狙ってリリースしたものが“Baron de L”です。|現在はPouilly Fumeにおいて最も高台の地、サン・タンドランを中心に100ha以上のぶどう畑を所有しています。
コント・ラフォンについて|「シャトー・ノゼ」と呼ばれる優美な城を取り囲む250haの畑を所有するオーナーのラドゥーセット男爵は、ロワール地方最大の造り手であり、プイィ・フュメの半分以上を生産している。中でも「バロン・ド・エル」は世界的にも名の知られた白ワインである。男爵は決して樽による醸造は行わず、ブドウ本来のアロマを生かしたワイン造りこそがソーヴィニヨン・ブランの特徴を最大限に引き出せると考えている。ロワール川対岸にあるサンセールのコント・ラフォンや下流のヴヴレイ、シノンのマルク・ブレディフ、そしてシャブリのレニャールまでもその傘下に収めている。|コント ラフォンという名はラドゥセット氏の先祖ラフォン伯爵の名前にちなんでつけられました。ラドゥセット男爵はロワールワイン最大の銘醸造家として名を馳せています。
以下ワイン王国の特集記事より|■気品あふれる男爵のワイン|ガロ・ロマン時代に由来をもつプイイ・フュメのワインはベネディクティン修道会に属するようになって名声を勝ち取り、中世ではパリでも有名になった。フィロキセラ後、お隣のサンセールはカベルネ・ソーヴィニヨンに植え替えたが、プイイ・フュメの方は古くからの伝統的なシャスラを少し残している。そのため現在ソーヴィニヨン・ブランから造るワインはプイイ・フュメまたはブラン・フュメ・プイイと名乗っている。
フュメ(蒸気)という名前の由来には色々な説があるが、季節によってこの辺り一帯が濃い靄に包まれるからだろう。|辛口白ワインとしては、こちらが本家筋なのに、お隣のサンセールにお株を奪われるようになっているのは、ひとつは生産者が少ないせいかもしれない。ここの地勢はロワール右岸の西向きの台地になっている関係で、西風をもろに受けるし、霜害に手ひどく痛めつけられるのが農家の畑の拡張へのブレーキになっている。また、ワインの味わいが相対的に大人しく、サンセールのように個性豊かで話題になりやすい面がない。それにしても、産地の特殊性を的確に反映するというソーヴィニヨン・ブランは、フュメでは色も淡く(水のように透明なものもある)、香りは若葉を連想させるようにグリーニッシュだが、品が良い。鮮明なフルーティーさをもつが、どこか芯に堅さを残している。
7つの村で、生産者はそう多くないが、総体に大人しい人柄の人達が多い。ただ、唯一の例外が・ラドゥセット家の男爵こと、パトリックである。このあたりの御領主様だったラドゥセット家はブルゴーニュの出身だった。パリからオルレアンを抜けて南へ走る国道7号線を車で飛ばしたのでは見えないが、もしプイイ・シェール・ロワールから右折して農道を走ると、こんなところにと驚かされるような藩酒なシャトー・デュ・ノゼが姿を見せる。トゥーレーヌの有名なシャトーに負けない美しさである。ここでラドゥセット家は、広い畑を使ってプイイ・フュメの「ド・ラドゥセット」と、祖先の名前をとった「コンテ・ラフォン」銘柄のサンセールを出していた。このワイン自体、プイイ・フュメとサンセールの王者とも言えるワインだった。