トリヴェント社は、1996年、コンチャ イ トロ グループがアルゼンチンのメンドーサに創設したワイナリーです。2006年には、創設から10年足らずでアルゼンチンワインの輸出量第2位に。その輝く急成長には、その確かな品質と味わいの評価があります。インターナショナル ワイン アンドスピリッツ コンペティション(IWSC)における『ベスト アルゼンチンワイン プロデューサー賞 2009年』を受賞する等、今後ますます期待されるワイナリーです。標高612~1,100mの異なる地区と標高に所有する1,289ヘクタールの8つのブドウ畑は、メンドーサの中心となるワイン生産エリアに位置し、その厳選されたテロワールは、多種多様の性格を持ちます。点滴灌漑システムが装備されており、品質の向上をはかっています。
トリヴェントの名前の由来
【TRIVENTO=スペイン語で3つの風の意】
メンドーサに吹く3つの特有の風を表しています。風はブドウを健全に保ち、豊かな風味を与える重要な要素になっています。
アルゼンチンワインの特徴
品質向上が目覚しいワイン大国 -アルゼンチンワインの歴史-
・'80不安定な政治状況・ワイン消費の減退 ・国内需要の高さ(日常消費量大)による海外進出の遅れ
・'99~'04年 政府による大規模投資 ・フランス、イタリア、スペインの有力ワインメーカーの進出
★1990年代~インターナショナルな味わいへ 量産ワイン→品質重視ワインへの転向
葡萄栽培に適した気候条件 -ワイン大国の聖地-
・砂漠に近い環境だった事から乾燥した空気が特徴。 年間降雨量も平均200mlと少なく(チリの半分)、乾燥していて病害虫が少ないため農薬の使用が低い。
・豊かな日照量により、黒ブドウは、ポリフェノールの含有が高まり、果皮の色素が濃い果実となる。
・アンデス山脈の山岳氷河による河川が乾いた土地に潤いを与える。特に標高が高いエリアでは昼夜の寒暖の差によりぶどうの生育がゆっくりとすすむ。
★標高の高さ:ブドウ畑としては世界最高 標高700~1800メートル(隣国チリは500~1000メートル)
・アンデスの麓、世界の生産地の中で最も高い標高
・極少の降雨量、ブドウはピュアなアンデスの雪解け水で育つ
・豊富な日照量により、黒ブドウは、ポリフェノールの含有が高まり色素の濃い果実となる
・他の国にはない個性という点で、はるかに上回る資質を兼ね備えている