シャンドン ブリュット ロゼ N.V.
グリーンポイントは伝統とエレガンスを大切にします。モエ・エ・シャンドン社の伝統はオーストラリアのフルーティな味わいと出会い、グリーンポイント スパークリング ワインを生み出しました。現在では、プレミアムスパークリング ワインとしてその品質が広く認められています。|また冷涼なヤラヴァレーから生まれるグリーンポイントのスティルワインは、エレガント オーストラリア スタイルとして高い評価を集めています。|1850年代、ヤラヴァレー最初の開拓者達は、ヤリンバーグビルの屋根からヤラ川に伸びた、夏(乾季)になっても緑を長く留める地区を“グリーン ポイント”と呼びました。この地区の保水性のよい土壌と、ヤラヴァレーの冷涼な気候があいまって、完璧なテロワールを生み出しています。トニー ジョーダン博士は1986年にこの地を選定し、ブドウを植えました。1988年からワイナリー、ビジターセンターなどの工事を始め、1991年に完成しました。
ヤラヴァレーは南極海から吹く風の影響で、オーストラリアの中にも、とりわけ涼しい気候です。この地域を流れるヤラ川はいつも豊かな流れである為、アボリジニーの言葉でいつも水の流れる場所と言う意味の“ヤラ”という地名がつけられました。|1860年代には、ボルドーのシャトー・ラフィットから運ばれたブドウがこの地に植えられ、その後数々の国際的な賞を授賞しました。|近年になって第二のブームが訪れます。この地域の冷涼な気候がシャルドネ、ピノノワールの栽培に最適であることを発見した、モエ・エ・シャンドン社は1986年にこの地を取得しスパークリングワインの生産を始めました。|その後は大型ワイナリーがいくつか進出し、名産地の1つとして数えられるようになりました。
ブドウ畑の標高によって変化する、様々な微気候からなる、冷涼な気候の地域です。この地域には、急勾配の土地から谷間の平らな土地にいたるまで、様々な種類のブドウがそれぞれ熟すのに適した場所があります。特にシャルドネやピノ・ノワールの栽培に優れた地域として評価されています。|フレッシュでエレガントなスタイルを持ち、樽熟成による、適度なオークの香りと、冷涼な気候のもとで造られるシャルドネに表れる白桃やネクタリンといった、フルーツの味わいが、ボトルの中で熟成し高められています。|ダークチェリーとプラムのアロマ、そしてヴェルヴェットのような味わいが続き、やわらかなフィニッシュを持つ、力強く、表情豊かなピノ ノワールです。高品質のフランス産オーク材の樽を、細心の注意を払いながら使用することで、ワインの全体的な複雑味が増しています。