ビーニャ・ファレルニア・ピノ・ノワール・グラン・レセルバ・アーロン・ティトン・シングル・ヴィンヤード[2019]年・ビーニャ・ファレルニア・D.Oエルキ・ヴァレー・ピノ・ノワール100%・フレンチオーク樽で10ヶ月熟成【赤・フルボディ・辛口】
Falernia Pinot Noir Gran Reserva Aaron Titon Single Vineyard 2019 DO Valle de Elqui (Winemaker Giorgio Flessati) Vina Falernia
- 生産年[2019]年
- 生産者ビーニャ・ファレルニア
- 生産地チリ/エルキ ヴァレー/ピノ ノワール
- タイプ赤 辛口
- テイストフルボディ
- 内容量750ml
チリ産フルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!エルキヴァレーの単一年産100%のピノ・ノワール100%愛好家大注目!最も冷涼なシングルヴィンヤード・単一畑「ティトン・ヴィンヤード」の葡萄の中から、そのヴィンテージで最も良い葡萄を選び(ベストセレクション)、ファレルニアが造る最高峰のグラン・レセルバ・ピノ・ノワール!樽発酵&フレンチオーク樽100%熟成品!チリ・エルキ・ヴァレーの標高350mに位置する最も冷涼な単一畑「ティトン」の葡萄の中から、そのヴィンテージで最も良い葡萄を選び、ファレルニアが造るベストなピノ・ノワールとしてリリースしています!キュヴェ名は、ワインメーカーでありオーナーのジョルジョの息子「アーロン」の名前に由来しています!手摘みで収穫した葡萄は注意深く選別し、除梗、破砕します!アルコール発酵は、1500Lのステンレスタンクで行います!発酵後、フレンチオーク樽(新樽でない)で10ヶ月熟成させます!マロラクティック発酵も樽で行います!(手動でルモンタージュしながら発酵!フランスの樽メーカーの中でもトップクラスのタランソー社のフレンチオークの樽(2-3年樽)で10ヶ月熟成!新樽を使わず、2-3年樽を使うことで樽のニュアンスが強すぎず、葡萄の個性を残しています!マロラクティック発酵も樽で行い、ラッキングはしません!リリース前の瓶熟成が一番大事だと考えています!味わいには、品種の個性であるクリーンな印象を引き出しました!)ティトン ヴィンヤードは、大西洋からの冷たい風が吹くため、冷涼なテロワールを持っています!また、昼頃まで霧が出ているために日照を抑え、低い気温を保つことが出来ます!エルキ・ヴァレーはアタカマ砂漠の南端に位置しており、1年間全く雨が降らない年があるほど乾燥した気候で知られていますが、ティトンではこの霧のおかげで葡萄に適度な水分が供給されます!土壌は少し粘土が混ざる花崗岩で、クオーツや、ほんの少しの金が含まれています!この畑のテロワールは、ピノ・ノワールに非常に適しており、エレガントな素晴らしいワインを生み出します!ティトンの畑の気候が、冷涼な気候を好むピノ・ノワールの栽培には最適です!「最高のクオリティのワインを、リーズナブルな価格で」という哲学の下で造る自信作です!ニューワールドであるチリの葡萄を使いながら、クラシカルなスタイルに仕上げています!イチゴやラズベリー、ブラックチェリーを思わせる繊細なアロマに洗練されたフレンチオークのニュアンスがバランス良く混ざっています!シルキーなタンニンが心地よく感じられ、とてもエレガントな味わいです!木いちご、ブラックカラント、リコリスの複雑な香り、フルボディながら驚くほど繊細な風味が広がる究極ピノ・ノワール・グラン・レセルバは樽を使って熟成させていますが、樽香が強すぎることはありません!なぜなら、お客様に感じていただきたいのはテロワールの個性であり、オークの香りではないからです!木いちご、ブラックカラント、リコリスの複雑な香り、フルボディながら驚くほど繊細な風味が広がる究極ピノ・ノワール・グラン・レセルバが限定で極少量入荷!
ヒュー・ジョンソン、ジャンシス・ロビンソンンの「ワールド アトラス オブ ワイン」にも掲載。エルキ ヴァレーに住むアルド オリヴィエ グラモラと、イタリア トレンティーノでエノロゴを勤める従兄弟ジョルジオ フレサティとの出会いから始まりました。1995年に観光で初めて訪れたフレサッティは、ピスコ(ブランデー)用の葡萄を食べてその品質の高さに驚き、「どうしてこの素晴らしい渓谷でワインを造らないのか!」とアルドに伝えました。それからというものフレサッティは風や湿度、気温などの気候条件を数時間おきに、毎日計測し、徹底的な調査を行ないました。調査は2年間続き、1997年にベストだと判断した場所に葡萄を植えました。それまで生食用やピスコ用の葡萄しか造られていなかったこの地でワイン造りを始めることは革新的な出来事でした。
情熱と技術、チリの大学のアグロノミストのサポートによって、主要な生産地からはるか遠く離れたエルキ ヴァレーを、計り知れないポテンシャルをもった素晴らしいワインの畑に変貌させるという目標が、二人の原動力になっています。タンクやボトリングマシーンはイタリアから輸入したものを使用しています。ステンレスタンクは、温度を同じに保つため、厚さが12cmもあるものを選んでいます。赤ワインの発酵タンクの上には2本のピストンがついており、果帽をこのピストンで突き崩し、マストの中に沈めます。伝統的なポンピングオーバーよりも、マストに負担が少ない、やわらかな抽出が可能となります。熟成用の樽は、フレンチオークもアメリカンオークも、フランスのタランソー社のものを使っています。フレサッティいわく、「フランスのメーカーによるアメリカンオークのほうがエレガント」。瓶詰め前のフィルターは、赤は1回のみ、白はマロラクティック発酵をしないので二次発酵を避けるため、2回通します。ワインのラベルは、古代のインカ帝国がこの地に来る前に生息した先住民族、ディアギータ族が陶器などに使用していたシンボルマークを入れています。地元の美術館で見つけ採用しました。エリアの歴史や文化を継承する意味でも大事なことと考えています。
【葡萄園】年間降雨量は、僅か50mmのため、灌漑は不可欠で、土地の値段より水利用権の方が高い程です。畑はエルキ ヴァレーの中の4箇所にあり、それぞれが特有の気象条件をもっています。ティトンは、標高350mで海岸から近く、海からの冷たい風のため標高が最も低いにもかかわらず、一番冷涼な畑です。そのため、成熟が遅くなります。また、年間200-220日午前中霧が出るため、樹に湿度を与え、強すぎる日差しを遮り、気温が5-7度下がります。ここではセミヨン、リースリング、シラー、サンジョヴェーゼ、ソーヴィニヨン ブランを栽培しています。サン カルロは、標高600mで、ワイナリーがある場所。日中はとても暑いのですが、夜になると急激に気温が下がります
【栽培】非常に乾燥していて、風も強いため、病害の心配がほとんどない。そのため、台木に接木する必要もなく、自根で栽培できる。限りなくオーガニックに近い栽培が可能。ジョルジョ・フレサッティはイタリア出身。「イタリアが恋しくなりませんか?」と訊ねると、「チーズは欲しくなるね(笑)でも、ここは本当に良いところなんだ。ここの人々は、あれが欲しいこれが欲しいと無いものばかりに目を向けるのではなく、今あるものに感謝する心を持っているんだ。私は心の底からこの土地を好きになってしまい、国籍もイタリアからチリに移してしまった位だ。」と話されていたのが印象に残っています。