「ボージョレ ヴィラージュの最高峰ランティニエ村」|3世代にわたるドメーヌで、レニエに近く、最高の品質のボージョレ ヴィラージュを産出することで有名なランティニエ村にてワイン造りをしています。1997年と2002年、ボージョレ ヴィラージュのコンクール(Concours des 2 Bouteilles)で第1位に選ばれました。その品評会は、25年の歴史をもつボージョレ地区では最も厳しい品評会として知られており、また、5年の間に2回もこの品評会で第一位を受賞する事は前代未聞なことです。また、コンクール デ グラン ヴァン デュ ボージョレにおいて、ボージョレ ヴラージュ2008が金賞を受賞しています。
「畑の作業が一番大切」|所有する畑はシャサーニュ家は伝統的なテロワールをうまく表現することが一番大切なことと考えているため、家族3名は畑の作業に日々を費やしています。 ‘05年からニューマティックプレスを使用しています。これは、品質の20%は葡萄のプレスで決まると考えているためです。ノンフィルターで瓶詰めしています。50%はネゴシアンに売られています。ドメーヌ シャサーニュのボージョレ ヴィラージュは「ギド アシェット」に毎年のように掲載されています。
栽培|ビオディナミを学んだ妻と、サヴォアのビオディナミで有名なミシェル ケナールの下で学んだ娘のサンドリーヌの力添えで、ビオディナミの考え方を積極的に取り入れ、化学肥料や除草剤は一切使用していません。|これまでより畝と畝の間を開け、カビ害の起きやすいゴブレ式から、より太陽を浴び実の育つスペースを確保出来るコルドン式に仕立てを変えています。自然の土壌を意識して土は掘り返さず、樹と樹の間に草を生やしています。草を生やすという方法は、ボルドーのグラン ヴァンの畑でも採用されていて、葡萄の根が土の中で草と養分を奪い合うため、収穫量が自然と抑えられると同時に、根が深くまで伸びるという効果があり、保水にも役立っています。また害虫対策には、ホルモンカプセルは使わず、草に住む虫に他の虫を食べさせたり、天敵のクモをまいたり、残した木立に来る鳥を利用したりしています。