 |  ガレージワインの生みの親、そしてシャトー・ド・ヴァランドーでおなじみのジャック・リュック・テュヌヴァンが造る、遊び心満載のワイン。『高品質であるならたとえ産地をボルドーとしなくても』のコンセプトで産まれたのがこのバッドボーイ。ラベルの黒羊は“やんちゃ者”、“型破りな”などの意味があり、現在の原産地呼称制度に対するテュヌヴァンの挑戦でもあります。 | |  |  「AOCボルドーに指定されていない畑でも優良な畑、ブドウであればボルドー以上のワインを造れる。」の言葉どおり、優良な畑を求めた結果、そこはACボルドー指定外でしたが丹精込めて造られたこのワインの質はボルドーワインよりもボルドーらしい、緻密さ、力強さ、奥深さが備わっています。 | |  |  「2008年のメルローは素晴らしいよ。特に右岸は最高レベル」とテュヌヴァンは確信している。一般的に2008年のボルドーの評価は高くない。しかし湿気が多かった5、6月カビの発生が心配された右岸は気温が上がらず、そのことがブドウを均等にゆっくりと熟成する機会を与えました。そして左岸を中心としたほかの地域よりも乾燥した夏季、さらに収穫前は全く雨が降らなかった右岸は、左岸やフランスのほかの産地と全く異なる収穫機を迎えた。 「収量こそは制限されたけど、2005年や2001年を上回るヴィンテージかもね」とテュヌヴァンは言う。さらに「そのことはワインの色艶を見るとわかるよ」と自身満々。 | | |  | バッドボーイ 2008年 このワインはロバート・パーカー氏がヴァランドロー2005年のコメント上でジャン・リュック・テュヌヴァン氏を「Bad boy(やんちゃ者)」と呼んだ事から名付けられました。2005年が初ヴィンテージ。 メルロー95%、カベルネ・フラン5%というまさにサンテミリオンを彷彿させるテュヌヴァン氏らしい構成のフルボディ赤ワインです。 | |  | |