 |  この場所はかつて古代ローマの荘園が建っていたそうで、サン・ティザンの村役場に行けばここで発見された陶器を見学することができる。1965年にポールグラッセがここを購入した時、畑の畑の面積は4haに減っていた。その後の彼の努力と1968年に彼が亡くなってからは、ムッシュ・ボニーと再婚した。彼の妻の丹精によって現在は見違えるようなシャトーになっている。 | |  |  発酵はコンクリートタンクで行い、一部はタンクで、一部はオーク樽で熟成させる。新樽比率は20%である。ワインは色づきが良く、フルボディで柔らかな香りを持ち、口に含んだ時に心地よいタンニンと果実味が感じられ、力強いというよりは優雅である。全体で水準の高いとても感じの良いメドックの名に恥じないワインと言える。D.ペッパーコーン「ボルドーワイン」より | | |  | シャトー・シゴニャック 1985年
マイケル・ブロードベント氏も「この華麗な10年間における私のお気に入りのヴィンテージで、絶頂期のクラレットがどのようなものかを教えてくれる典型。今飲むにせよ寝かせるにせよ、最も理想的なヴィンテージのひとつである。」と絶賛し、満点五ツ星をつける1985年。 | | |