- 生産年[2020]年
- 生産者シャトー・ラグランジュ
- 生産地フランス/ボルドー/メドック/サンジュリアン/ AOC サンジュリアン メドック格付第3級 2nd
- タイプ赤/辛口
- テイストフルボディ
- 内容量750ml
高級ボルドー・メドック格付フルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!メドック・サンジュリアン格付第三級!しかもグレイトヴィンテージ[2020]年もの!サンジュリアン村を代表する手摘み100%で丁寧に造られる格付シャトー!シャトー・ラグランジュからの2ndラベル!セカンドラベルとは言え、その品質基準は非常に高く、酒質は他の格付シャトーに匹敵します。厳しい評価で知られるル・メイユール・ド・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマン)に「特筆に値する厳格なセレクションによってシャトー・ラグランジュは堅牢で色が濃く、古典的なメドックのタンニンを持つ、実に安定したワインを産出している。」と言わしめ、ベタンヌ&ドゥソーヴの“ル・グラン・ギ・ド・デ・ヴァン・デ・フランス誌2012年版”では、「テクスチュアの繊細さと洗練さが増しており、品格の面でも価値の面においても、レオヴィルに近づいている。」と大絶賛!で、1stに高評価!ゴーミヨ誌でも★★★★★5つ星!ロバート・パーカー氏は★★★★4つ星生産者に挙げ、この2020年の1stでワインアドヴォケイト誌驚異の94-96点!フォルスタッフ誌93点!ティム・アトキン92点!ヒュー・ジョンソン氏にも「面積131haの畑は、現在最高の状態にあり、ワインもそれににつかわしいものになっている」と絶賛!ワイナリーは2020年について「2020年は、多くの点でユニークな年であり、私たちの記憶に永遠に残るでしょう。私たちの作業ルーチィーンはパンデミックによって混乱し、状況に適応し、軌道に乗る能力は、プロパティとスタッフの両方にとって不可欠でした。2019年と同様に、記録的な年間降水量でした。穏やかな冬だったため、芽吹きと収穫は例年よりも早い時期となりました。皮にポリフェノールを豊富に含んだ小さなブドウになりました。メルローは歴史的に少ない収量であったことにより、壮大で豪華な印象的な仕上がりとなりました。」と大絶賛ヴィンテージ!なんと「1stラベルは全生産量の30~40%あまりしか造られないため、2ndラベルの人気が非常に高い」と言われます。ずばり大人気!メドック格付大三級!シャトー・ラグランジュの2ndラベル!しかも大人気グレイトヴィンテージ[2020]年が限定でしかもインポーターさんとの協賛プライスで限定少量入荷!
シャトーの歴史は古く、17世紀頃のワイン地図に既に記載されています。1842年にルイ・フィリップ朝において内務大臣などを歴任したデュシャテル伯爵が所有者となり、1855年のメドック格付けで3級に格付けされました。しかし、その後経済状況の悪化により所有者が入れ替わり、品質が低下します。|1983年にサントリーが取得。かつてボルドー大学で醸造研究所長を務めていた醸造学者で、シャトー マルゴーの再生も成し遂げていたエミール ペイノー博士に協力を要請。ペイノー門下生であるマルセル デュカス氏が社長に、同じくペイノー氏の元で学んだサントリーの鈴田 健二氏が副会長に就任し、畑から醸造所、シャトーまで徹底的な改革を行い、ラグランジュは復活を遂げ、世界に認められるワインへと成長しました。現在は、マティウ ボルド社長と椎名 敬一副会長の下、ラグランジュの持つテロワールの限界に挑戦する「創造」のステージに進み、さらなるラグランジュの品質向上に取り組んでいます。
2008年から小型の醸造タンクを導入し、105区画すべてのブドウを、区画毎に醸造することが可能となりました。そして、区画毎にぎりぎりまで完熟させるために収穫を遅くすることなど、それぞれの特徴に合わせた醸造を行っています。日本の大企業であるサントリーに買収されたのは1983年だが、同社はシャトーとシェ(ワイン蔵)だけでなく、畑にも並はずれた改良を加え始めた。出資はいっさい惜しまなかったため、管理を行うマルセル・デュカスや、このシャトーの若くて熱心なエノロジストである鈴田健二といった有能な人々が、びっくりするほど短期間のうちにすばらしいワインをつくるようになった。 ワインの品質が向上しただけでなく、ラグランジュはいまや、静かな庭や、白鳥やカモが集う湖がある美しいシャトーとなったのである。|
1985年以降のヴィンテージに何か特別なスタイルが見られるとしたら、印象的な風味の深みと密着したたっぷりのタンニン、香ばしい新樽、下地となる多汁性とふくよかさだろう。厳しい選別と、シュルマテュリテ(ブドウが過熟すること)の要素を持つ非常に熟したブドウを収穫しているおかげであるのは間違いない。明らかにこの新しい当主は20年強も熟成できるのに若いうちから魅力のあるワインをつくろうとしているようだ。世界のマスコミは、メンツェロプロス家によるシャトー・マルゴーの並はずれた方向転換を喝采してきたが、1990年には『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙が手本とすべき成功例として取り上げていたことには驚かされたものの、シャトー・ラグランジュにおける変化についてはあまり書いてこなかった。それでも今なお、このワインの価格は、向上してきた品質レベルにしてはかなり低く抑えられている。|
1960年代、1970年代には凡庸なワインをつくっていたが、日本のサントリーに買収されてからは目覚しくよくなった。現在の格付けに見合う価値があるが、サン=ジュリアンの他の有名シャトーと比べるとまだ知名度が低いため、それなりの良好なお値打ち品となっている。|ル・クラスマンはシャトー・ラグランジュについて「特筆に値する厳格なセレクションによってシャトー・ラグランジュは堅牢で色が濃く、古典的なメドックのタンニンを持つ、実に安定したワインを産出している。」 として★★付高評価しています。