オークセイ・デュレス ヴィエイユ・ヴィーニュ[2015]年・ヴァンサン・ジラルダン社・AOCオークセイ・デュレス・ルージュ・フレンチオーク樽100%で12ヶ月熟成
- 生産年[2015] 年
- 生産者ヴァンサン・ジラルダン
- 生産地フランス/ブルゴーニュ/AOCオークセイ・デュレス
- タイプ辛口 赤ワイン
- テイストフルボディ
- 内容量750ml
フランス・ブルゴーニュ辛口赤ワイン愛好家大注目!あのルロワも本拠地にする、モンテリーAOCとムルソーAOCの背後に広がり、紀元前2世紀にはすでにブドウが栽培されていたという長い歴史を持ち、11世紀にはクリュニー修道院の支配下にあった銘醸畑!しかもそのうち赤が75%を占める赤の産地!人気のオークセイ・デュレスAOC!しかも造り手は、品質、評価ともに右肩上がりの稀有な才能を持つ造り手であり、ワイン造りの哲学は「畑はなるべく手を加え、醸造はできるだけ自然に。しかし、設備はモダンに。」を徹底する、世界的に有名なヴァンサン・ジラルダン!しかも醸造責任者エリック・ジェルマンに「私たちが目指すエレガントなワインを造る為に、最良の畑を見つけました。マイナーエリアでも素晴らしい品質の葡萄があれば良いワインが造れることを、このワインが証明しています」と絶賛する、カシスやイチゴ、ラズベリーなどの小さく赤い果実のニュアンスが感じられ、重苦しい事なくエレガントなワインに仕上がった究極辛口赤ワインが超限定で極少量入荷!
こちらは我々が求めるワイン造りのスタイルが良く現れているワインの1つです。“優れた畑と、そうで無い畑”という“畑のヒエラルキー”の中で、さほど格付けが高くない畑でも、「素晴らしい品質の葡萄が有れば良いワインが造れる」という非常に良い例でもあります。私は素晴らしい葡萄があるからこそ、本当に素晴らしいワインが造れると思っています。それは例えテロワールが有名でなくても同じ事です。言ってしまえば、例えどれだけ有名なアペラシオンでも、良い葡萄が取れなければ、必然的に美味いワインは造れないという事です現在世界では、地球温暖化の影響によって気温の上昇が懸念されていますが、ブルゴーニュも他のワイン産地同様例外ではありません。夏が暑かった年には、丘陵地帯などで非常に早く葡萄が成熟してしまい、ワインもとてもリッチになり、アロマもまるで火入れをした、熟したプルーンのようなアロマや、チョコレートのアロマが出る事が多くあります。残念ながらそう言った要素は、私達が求める物ではありません。|
しかし、私たちが目指すエレガントなワインを造りだすために、最適な畑を見つけ出すことが出来ました。私達が見つけ出したオーセイ デュレスの畑は、渓谷の隙間にあります。丘陵地帯に対し、北から南にかけて小川が中央にあり、渓谷の隙間を涼しい風が通りぬけます。この風によって、ワインの中にもフレッシュな爽やかさや、冷涼感がもたらされるのです。また味わいには、カシスやイチゴ、ラズベリーなどの小さく赤い果実のニュアンスが感じられ、重苦しい事なく、エレガントなワインに仕上がりました。また、畑は非常に傾斜が激しい所でして、ここでも土壌には石灰の堆積物がみられ、奥底には非常に固い石灰質があります。|ワイン造りの哲学は、『畑はなるべく手を加え、醸造はできるだけ自然に。しかし、設備はモダンに。』です。栽培や醸造には、ムーンカレンダーを使っています。畑は昔同様の人の手間をかける一方、醸造ではしっかりとした温度管理のできる完璧な近代設備を持つワイナリーが、温暖化していく中で、今後とても重要であると考えています。
「エリックとマルコがキーパーソン」 現在、エリック ジェルマン(エノログ)とマルコ カスケーラ(輸出・販売担当)を中心に運営しています。エリックはヴァンサン ジラルダンの醸造責任者であり、ワイン造りの全てに関わっているキーパーソン。ムルソー生まれのムルソー育ちです。マルコはリヨン出身で、輸出とフランス国内の販売すべてを担当しています。|「理想は、昔の人々の畑仕事 + 近代設備のワイナリー」 ワイン造りの哲学は、『畑はなるべく手を加え、醸造はできるだけ自然に。しかし、設備はモダンに。』です。栽培や醸造には、ムーンカレンダーを使っています。畑は昔同様の人の手間をかける一方、醸造ではしっかりとした温度管理のできる完璧な近代設備を持つことが、温暖化していく中で、今後とても重要であると考えています。
「新しいヴィジョン、アプローチ」 エリックはワイン造りの新しいヴィジョンや、アプローチをもたらしました。具体的には“伝統的なワイン造り”という事です。例えば、以前のヴァンサン ジラルダンのワインは非常にリッチで、樽香の強いワインでした。それに対してエリックがもたらした新しいスタイルは、ピュアで、エレガントで、より複雑味のあるワイン。ヴァンサン ジラルダン本人がワイン造りをしていた時代よりも、新樽の比率を極端に減らしています。そして同時に、熟成期間を長くしました。これまで短くて10?12ヶ月だった熟成期間を、冬を2つ越すほど(約18ヶ月)に長くしました。同じ時期に2つのヴィンテージ分を樽で熟成する訳ですから、もちろん樽の数も今までの倍必要となり、実はこの作業はとてもお金が掛かります。そのため、最初の数年間はとても投資にお金が掛かりました。しかし、エリックがもたらした新しいヴィジョンを実現させるためには必要不可欠な決断だったのです。
<ネゴシアンワインメーカー>|1982年、ヴァンサン ジラルダンは親から相続した2haの畑と共に自らのワイン造りをスタートさせました。そして彼はすぐに成功を収めます。しかし、当時ヴァンサンは20代前半と非常に若かったため、生産量を増やしたくとも畑を購入する資金が十分にありませんでした。とはいえ、生産量を増やすためだけに、様々な区画の葡萄がブレンドされたワインを買い付ける事は好みませんでした。なぜならば、自分が好むスタイルのワイン造りを貫きたいと考えたからです。|そこでヴァンサンは、近隣の顔見知りの葡萄農家達を訪問し、「ワインでは無く、葡萄の状態で買い付けさせてくれないか。」と彼らに持ちかけます。そうして、今となってはブルゴーニュでの先駆者となった、「ネゴシアンワインメーカー」としてのワイン造りが始まったのです。今では、多くの偉大なドメーヌもネゴシアンワインメーカーとして、ワイン造りを行っています。これにより、有名なドメーヌも含め「ドメーヌ〇〇」と名乗っていた所も、「ドメーヌ」という部分を無くしてラベリングするようになりました。