アルフレッド グラシアン シャンパーニュ キュヴェ パラディ ヴィンテージ 2013年 750ml 白ワイン 辛口 泡 シャンパン
ALFRED GRATIEN Champagne Cuvee Paradis Brut Millesime 2013 AOC Millesime Champagne

1864年アルフレッド・グラシアン氏は23歳の時にエペルネにこのメゾンを設立しました。|同年、ロワール地方のソーミュールにもスパークリング・ワインの醸造所を設立。10年後、アルフレッド・グラシアン氏はアルベール・ジャン・メイエ氏という新しいビジネス・パートナーを見出し、グラシアン・エ・メイエに社名を変更。その後アルベール・ジャン・メイエ氏の子孫たちは、創業者であるアルフレッド・グラシアン氏のワイン造りに対する哲学を引き継ぎ、この2つの地域の醸造所を発展させました。|アルフレッド・グラシアンのセラー・マスターは、1905年以来ジェジェ家が行っています。1905年にガストン・ジェジェ氏が就任した後、1950年に息子のシャルル氏に受け継がれ、1966年、その息子のジャン・ピエール氏が3代目に就任し、2007年に退任するまでその職務を遂行しました。|4代目となるニコラ氏は、1990年に父であるジャン・ピエール氏の下で、ワイン造りを開始し、2007年にセラー・マスターに就任しました。アルフレッド・グラシアンの技術と伝統は、ジェジェ家により1905年から今日に至るまで100年以上、厳格に、かつ正確に伝えられています。

畑はブージィ、アンボネイ、ル・メニル・スール・オジェ、モンテロン、マルダイユ、グローヴ、ダムリーに2.0haを所有。上記以外に長期契約栽培を約65の葡萄栽培農家(約55ha)と結んでいます。|テロワールは葡萄の品質に多大な影響を与えます。アルフレッド・グラシアンは購入しているぶどうのうち62％を特級畑、一級畑から手に入れています。また、それと同じくシャンパーニュ造りに重要なことは、優良な葡萄栽培農家との関係を強化することにより、最高品質の葡萄を確保することです。出来上がったワインを栽培農家とともに試飲して品質のチェックを行い、また2年に一度、全栽培農家夫妻を招いて研修・意見交換会を行うなど、品質向上には余念がありません。

全てのベースワインを樽で醗酵させる数少ない生産者。1000以上の旧樽（228L樽）を所有。シャブリの生産者から5年以上使用された樽を購入。毎年丁寧にメンテナンスを行い、12～20年使用。葡萄農家、畑ごとに醗酵を行います。20～23度で約15日間旧樽にて醗酵、その後6ヶ月間シュール・リーの状態で樽で寝かせます。|バトナージュ、マロラクティック醗酵は一切行ないません。本来シャンパーニュに求められる「旨味のある酸」を大切にしています。樽で醗酵後、じっくり寝かすことで古い樽を通過する微量の酸素でミクロ・オキシダイゼーションが行われ、適度な酸化によりワインに円熟さを与え、抗酸化作用も発生します。ごく微量の空気と触れ合い、旨味のある酸が旨味のある柔らかい酸に変わるのです。あえてヴァン・ド・レゼルヴを少なめにアッサンブラージュ（15％程度）しています。そうすることでヴィンテージ・シャンパーニュのような味わいとなり、常に素晴らしい品質のシャンパーニュが出来上がります。|年間生産量は30万本です。