クロニョーロ 2018 フレンチオークのバリックで驚異の14ヶ月熟成 テヌータ セッテ ポンティ IGTトスカーナ ロッソ サンジョヴェーゼ種100%
Crognolo 2018 Potrale Tenuta Sette Ponti IGT Toscana Rosso

畑は石灰質や火山灰の土壌で島の南東部ノトという町にあり、ワイナリー名のマッカリは地名、フェウドは貴族の所有地を意味します。セッテポンティのオーナー、モレッティ氏がシチリアの土地と住人の人柄に感銘を受けてワイン造りを始めました。旅行が好きなオーナー モレッティ氏が、シチリアを訪れた際、この地の素晴らしいテロワールと温かい人々にとても感銘を受けました。

シチリア島 南東部の美しい村、ノト。モレッティ氏は2001年にそこのワイナリー FEUDO MACCARI フェウド マッカリを含めた畑(100ha)を購入しました。トスカーナでのワイン造りと同じように、有名醸造家カルロ フェリーニを招き、ワインを造りました。シチリアの固有品種ネーロダーヴォラ100％で造られるサイアは2002年が初ビンテージです。雨が少ないシチリアでとても重要な働きを持つ“運河"を意味するサイア(SAIA)。恵まれた天候だが 問題は乾燥で50cm地下に灌漑設備を設置しています。カルシウム分が多い火山性の黒土から生まれるネーロダーヴォラを10ヶ月間樽熟させます。(50％フランス アリエ産の新樽使用。)

1954年フィレンツェに生まれる。 1978年にフィレンツェの農業化学学部の博士課程を主席で卒業後、キァンティ・クラッシコ協会に勤務。1986年より1991年まで技術部門の責任者を務める。この間、協会のラボで研究に勤しむ一方、さらに協会に属するワイナリーにブドウ栽培及び醸造に関して助言を与えるなど、キァンティ・クラッシコ地区のワイン・メーキングのスペシャリストとして地区全体で造られるワインのクオリティの著しい向上に貢献した。その功績は、『ガンベロ・ロッソ2000年版』で名誉ある＜ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー＞に選ばれたことで証明されている。歴代のワインメーカー・オブ・ザ・イヤーには、アンジェロ・ガイヤの右腕グイード・リヴェッラ（1999年）やメルローの旗手リカルド・コタレッラ（2001年）らが名を連ねていることを鑑みても、カルロ・フェリーニの実力は誰もが認めるところ。また、今も変わらぬ彼の真の野心は、キァンティ・クラッシコ地区の主要品種サンジョヴェーゼの可能性の探求である。