

スペインのワインガイド誌「ラ・ギア・ペニン」で最高の五ツ星評価を獲得する生産者。ボデガ・イヌリエータはファルコスの町に近いナバラの渓谷の中心に位置しています。この土地は沢山の葡萄やオリーブが植えられ、黄大豆の畑がひろがっています。イヌリエータという名前は、祖先が焼く100年前に葡萄を育てていらと地に由来し、ワインに対する情熱を持っていた祖先への賛辞としてこの名前を選びました。

1999年に最初の葡萄の樹が植えられました。エブロ川の支流のアルガ川に横切られる馬蹄形の小さな渓谷に200haの葡萄畑が広がっています。葡萄畑は海抜300mから475mの間の3つの異なった高度にあり、それぞれ石灰土壌になっています。高度300mから325mに位置する最も低い畑は、アルガ川からの何世紀にもおよぶ堆積によるいびつな丸石のある砂質、石灰質土壌です。温かく水はけのよい土壌はワインにエレガンスと洗練をもたらします。

ボデガはイヌエリータを訪れる人々にとって、一番興味深い場所が温度と湿度空調管理システムが完備されたカスクルーム(樽貯蔵庫)です。ここでは5種類の違う樽を使用しています。3種類のフレンチオーク、2種類のアメリカンオークがあり、それぞれ職人の手による違った樽を使うことによりワインににあわせて違った樽のニュアンスが得られるようにしています。